アンコールワットに行ってきました

夏休みに三世代で、カンボジア+タイを旅行した記録

DAY21[3] 帰宅するまでの困難な道のり

買い物が済んで、帰ることにした。

まず手近のG-10の出口の前でGrabを呼んだら
女性のドライバーが応答した。相手の位置は、地図上でみると
フューチャーパーク沿いにみえ、最初はすぐ来そうだった。

電話がきたら英語が通じるひとで、
KFCの前にいるといったら「待ってて」というから待っていたら、
地図上の相手の位置がいきなり高速の反対側のはるかかなたになって
到着までの時間も20分ぐらいに変更になった。


あれはなんでだったのか意味がわからない。
相手がGPSをごまかすアプリでも入れていたのだろうか。
これはさすがにキャンセルした。

入り口の番号を言っても運転手にはわからないようだったので、
やはりGrabのピックアップポイントになっている
さきほど到着したG-9まで戻って呼んだら
比較的近くにいるらしい運転手が応答したが、
どこにいるんだと電話かかってきてしまった。

「わかりません、わかりません」と連呼していたら
「近くにいるひとにかわってください」と言われた(ような気がする)

とっさに近くにいた、おなか出したきれいな女の子に声かけたら
その女の子もLINEかなにかで誰かと通話中だったようで
ちょっと困った顔をしながらも自分の通話相手に中断することを伝えて
電話をかわってくれた。

タクシードライバーにいまどこにいるか説明したいと英語で言ったら、
運転手と1,2分話して場所を説明してくれた。
そして英語で、このひとをここで待ってねといって去っていった。
本当に助かった。

正直あの条件下で、とっさに話しかけたひとが
なめらかな英語を話したっていうのは
すごい偶然でラッキーだった。

4,5分して運転手が来てくれた。そして乗り込んだが、
Grab使ってるのが意外になるくらいおじいさんの運転手だった。
そしてなんか慎重というか、不安そうに運転するひとだ。

最初はGrabのナビの通りにフューチャーパークを出たが、
そのあとパトゥムタニの運河沿いの道からUターンしなければならないのに
いつまでも右車線に寄らない。
陸橋でもあるのだろうかとおもってたら
Uターンポイントをすぎてなんと路地に左折した。

この行動、私は心当たりがあるぞ。自信がないドライバーが道に迷うと
とりあえず交通量のある通りから逃げたくなるんだ。(←私がそう)

そのまま裏路地を数分迷走し、また大通りに出た。
さらに先のUターンポイントがスマホに表示されたけど
依然として左よりを走っているのでこのままだとUターンできない。

これは私が指示するしかないと思い、右側後ろを確認しながら
「右行けます」「いま右いけます」といって車線変更させた。

ところが運転手、あとひといきでUターンポイントというところで
Uターンの列をそれて左レーンに移動しようとした。

ここだけノーノーノーノーノーノー!と英語になって、
その車線にとどまらせ、Uターンを主張して
なんとか予定どおりUターンをした。

そのあともわかってなさそうな雰囲気満点だったので、
高速をまたぐ立体交差に入るときに、
ここは345号線に行きます、といって車線を指示した。

立体交差をわたってホテルのある側に行ってからしばらくして
346号線に入るときも運転手は心許なげに
「左だよね・・・?」ときいてきた。
だよねもなにも、Grabのナビはそう言っていて、
運転手も同じものを見て聞いているんだよ。なぜ旅行者の私に
道順を確認しようと思うのか・・・

その後は逐一、ここ左、ここ右といってホテルにたどりついた。

あ~、ここらの立体交差は本当に複雑でおそろしい。
そしてタクシーの運転手どいつもこいつもわかってなさすぎる。

私はかろうじて右と左が言えるけど、
これタイ語不可のひとがこのへんで大通りを渡ったら最後
もう帰って来るのはムリだな

ホテルに帰ってきておじいちゃんはカオカムーを食べた。
量が多くて、おじいちゃんは4割ほど残した。
昼のうどんの


量が少なかったので、カオカムーの残りはたろさんが食べた。



その後みんな軽く昼寝。
昼寝おわった頃にたろさんがやってきて「散歩に行こう」と言う。

今日はまだ雨が降ってなくて暑いし、まだ4時くらいで
晩ご飯買いに行く時間ではないから勉強してなさい、といったら
まだ昼寝してないという。

アホか!!!!!だったら今まで何してた!!
じゃあ昼寝しなさいといったら昼寝しに行った。
そして5時すぎてもまだ寝ていた。
だからみんなと時間合わせろっていったのに

昼寝しなくていーやと思ってたんだろうけど、
今日は深夜に出発だから昼寝しなきゃダメって言ってたのに~

DAY21[2] フューチャーランシットへ

おじいちゃんは最終日は用心してゆっくりしてるというので
4人でGrabを呼んだ。

Grabには2種類あって、メーターがついているGrab Taxiと
目的地まで固定の金額で走るJust Grabがある。
Just Grabの場合、タクシーが来ることもあるし
自家用車が来ることもある。

昨日は往復とも、タクシーに乗ってみたら変なところを走られて
メーター料金が余計にかかってしまったので
今回は運転手が迷走しても固定料金で済むJust Grabにしてみた。

近くにいた自家用車の運転手が応答してくれたらしく
すぐ白い車がやってきたので乗り込んだ。

このひとは、地元民らしくこの界隈のことはよく知ってて
画面表示のルート通りに走らなかったけど、
フューチャーパークの、私たちが来たかった入口
ぴったりまで連れてきてくれた。

フューチャーパークは、タイにあるデパートやスーパーや
いま流行ってるチェーン店をすべて詰め込んだような
大型ショッピングセンターだ。

今でもそうかわからないけど、できた頃はアジア最大って
言っていたように思う。(最大「級」だったかもしれない)

 

ダイソーがあって、目の前に「カネモチ」って名前のお菓子屋さんがある


ロビンソンデパートのエリアの中に
TOPSスーパーがあるようだったのでまずTOPSに行った。
広大なエリアの中にフードコートもあった。

だいたいほしいものがあったが
一応BIG-Cにも行っておきたいのでBIG-Cに向かった。
たろさんの膝が気になったけど、
ゆっくりなら案外問題なく歩けるようだ。


BIG-Cは隣接してる別の建物の中にあった。

高級感があって薄暗いフューチャーパークに比べ
BIG-Cは天井が高く、明るく、ちょっと開放的な雰囲気で
私はフューチャーパークよりも好きだった。
ものの値段はTOPSとだいたい一緒だった。
ただ、ほしかったセンヤイ(幅広の米麺)は
TOPSにもBIG-Cにもなかった。

ここの薬やさんでたろさんの包帯を買い、
すぐに膝に巻いてサポートを補強した。
ヴェポラッブのパチもんのTIFFY RUBなども買えた。

上の階にフードコートがあるようだったが
たろさんの膝は段差を上り下りすると痛みがあるらしい。
どうせタクシーをつかまえるのに、さっきおりた場所に
GrabのピックアップポイントがあるのでTOPSに戻った。

 

 


ちょうどお昼時なのでTOPSのフードコートでお昼にした。
TOPSは人気で、お昼の混雑のなか席をとるのが非常にむずかしかった。
子供たちはまだ戦力にならないし、おばあちゃんも押しが弱いので
私がなんとかしなければ。

こういうときパパさんが居てくれたらなあと思う。
パパさんはフットワーク軽く、フードコートを縦横無尽に歩いて
大抵の場合、さっと席を見つけてくれるんだよね。

食べ終わりかけてるテーブルを見つけたらすかさず近づき、
前のひとがどくのと同時にサッと席をとらなければならない。
私は何回かの勝負に敗退し、最後にほかのグループの
女の子とにらみあったけど私が1歩近く、なんとか席をとった。
席の確保までに5分以上かかったと思う。

フードコートには丸亀製麺があって、
レモン祭りをやっていた。
たろさんが、現地ふうの味付けの豚なんとかうどん79バーツを頼んでいた。

 


たろさんのうどんはすっぱからいスープで
なにやら平べったくのばした、肉なんだけどハム
みたいなものがはいっており味見したらおいしかったけど、
うどんなんか3,4本じゃない?ってぐらい量が少なかった。

たろさんをまず座らせ、けろりにカオマンガイ
自分はあんかけ麺ラートナー、
おばあちゃんはパッタイのエビ入りをたのんだ。

 

 


おばあちゃんの料理を買ったパッタイの店には
なにやら薄切りタケノコみたいなものがあって
自由に盛って食べてよい付け合わせ野菜になっている。
あれは前から見たことがあり、何だろうと思っていたが、
あれがバナナの花だと今日やっとわかった。

 

手前に3つならんだ大きい皿の左側がバナナの花だった。


バナナの花はカンボジアの名物みたいにずっと思っていたけれど
タイでも食べられているのだった。
1切れ盛って食べてみたけれど、渋く、あんまりおいしいという感じではなかった。
これのおいしさがわかったら本物の東南アジア通かねえ?

私のラートナーは、シーユーダムですでに味付けした
センヤイを容器から出して盛り、ゆでたカイラン菜と、
肉のはいったあんかけをかけるという即席なものだけどおいしかった。

食べ終わっておじいちゃんにはカオカムーを持ち帰りで買った。


子供たちにアイスを買ってあげると約束していたので
TOPSで買い、そのほかにタピオカパウダーや、センヤイのかわりに
乾燥したクイジャップ?を買った。(クイジャップは米麺だけど
正方形につくられていて、ゆでるとくるりと丸まって
マカロニみたいになる)

おじいちゃんのお昼ごはんのつけあわせに
唐辛子の入ったハムも買った。

DAY21[1] たろさんプールで負傷


最後の朝食


起きて7時半くらいに食事にいった。

今日は、昨日いた2人のお客さんのほかに、
2人連れの中国人の若い女の子だとか、
ほかにもお客さんがつぎつぎにやってきた。

中国人の女の子たちは食事中
おたがい全く口もきかずに
真剣にスマホをのぞき込んでいた。
イマドキの子ってこうなのかな~

今日も昨日と同じくらいたくさんのメニューがあった。
巨大なボトルに入ったキャラメルソースがあって
これがものすごくおいしくって、めまいがしそうだった。

 

昨日言われたじゃがいもスープが今日は出た。
わざわざ言うぐらいだから
すごくおいしいんだろうな~と楽しみにしていたら
たき火の味がした。

 


これ、ちゃんとかきまわしてなくて底こがしたね。
むしろ隣にさりげなく出ていたコンソメスープがおいしかった。
今日はしっかりしたハムがあってけろりがよく食べた。

こちらはパンケーキ

 

塀の外のバナナ


食後、ホテルの庭の写真を撮っていたら、バナナの木があって
花が下がっていた。

戻っておじいちゃんに、
「バナナの花みたことある?」ってきいたら
「見たことない」という。
「塀の外にあるから見てみる?」といって
連れだって外に出て写真をとった。

庭から生えてるバナナの木が、塀の外に顔を出して
まだ青い小さいバナナを実らせていて、
長い茎の先にバナナの花をぶらさげている。

 


門の反対側の塀の外側には、
歩道の舗装の分厚い飾りブロックをもちあげて生えている
ど根性バナナがあって、
そちらも若い花と実をつけていた。

 

 

なんかかわったカバーシートかけてる車。

 

道の反対側までいって写真とるおじいちゃん

 

最後のプール

今日は帰国日なので、出発までに水着を乾かさないといけない。
ということは早めに泳いで早めに干したほうがいいので、
食後すぐプールにいった。

たろさんは大事なところが痛いので
どうするか迷ったが結局行くことに。

 


しかし、ちょっと泳いで飛び込みしたときに
ヒザが痛いと悲鳴をあげた。
水面から顔だけ出して泣きそうになっている。

こっちおいでといっても足が動かない。
私は今日は水着を着ていないし、どうしよう、
服のまま飛び込むか・・・と思っていたら
けろりがすかさず浮き輪を持って飛び込み、
たろさんに浮き輪を届け、
浮き輪をひっぱってプールサイドまで連れてきてくれた。
例えが悪いけど、けろりはレスキュードッグみたいで格好よかった。

たろさんはヒザをひねってしまったようで、もう泳げないという。
おじいちゃんにSkypeで連絡して、おばあちゃんに来てもらって
けろりをたのみ、私はたろさんと部屋に戻った。

ロキソニンテープを貼って、膝にはサポーターを巻いた。
ジョギングのときの足の故障用のやつで
おじいちゃんやおばあちゃんが使うかなと思って持ってきたものだけど
たろさんが使うことになるとは思わなかった。

でも痛いけどショッピングセンターは行くんだそうだ。
ほどなくけろりも戻ってきた。

おじいちゃんは最終日は用心してゆっくりしてるというので
4人でGrabを呼んだ。

DAY20[3] 昼ごはんから晩ご飯まで

セブンの前の店で昼食を買う


帰るともう昼になってたので、近所にたろさんと食事を買いにいった。
ホテルから大通りへの間にも1軒、それから
セブンイレブンの向かいにも、1軒食堂があるのよね。

 

食堂の脇には東やがあって(ここ、家かな?)
つるしたハンモックとつるしたゆりかごがあって
おばあちゃんがヒモをひっぱって2人の赤ちゃんをあやしていた。

 

この店でセンレックナーム2つとバーミーナーム1つ、
たろさんはガパオムー、そしてけろりにセブンでピザパンを買って帰って
みんなで食べた。

 

 

この旅で初めてのプール


食後はけろり、たろさんとプール。
おじいちゃんはもうやめておくそうだ。


たろさんは大事なところに薬を塗ってたけど
プールに入るとしみるらしい。
水質を維持する薬なのかわからないけど、
なんか水がすっぱいような味なんだよね。

私は今回の旅でずっと泳いでいなかったんだけど
せっかく水着持ってきたことだし、
気持ちのよさそうなプールなので初めてプールに入った。

そして生まれてはじめて飛び込み台というものから飛び込んでみた。
飛び込んだときにプールの底にぶつからないように、
プールの、飛び込み台の正面の部分は非常に深くなっていた。

今日は30分ぐらいしか泳がなかった。
たろさんが、遊んでいるうちに調子にのって
けろりの頭を沈めたのでけろりが泣いて終了。

部屋に戻って水着を洗ってシャワーあびたら
もうすごく疲れてしまった。
けろりにアイス買ってあげる約束だったけど、
ちょっと疲れすぎたので寝た。

 

隣のレストランで会った親子


昼寝している間に大雨が降り出し、5時くらいにやんだ。

晩御飯買いにいかなければいけないのでたろさんと出かけた。

まずとなりのレストランに行って
ヤムウンセンを作ってもらうようたのんだ。

すると、お客らしき眼鏡の男性が子供に
「こんにちは~(って言ってごらん)」とささやいている。
こちらも「こんにちは~」といい、日本語で話しかけたら
反応がない。英語でも反応がない。
タイ語で「あなたはタイの方?」ってきいたら中国のひとだった。
このへんに住んでるひとかな。

セブンのむかいの食堂の料理が好評で
晩にも食べたいひとがいたので買いにいくことにした。
ただし、持ち帰りの容器を持って市場に行くというのもかさばるので
帰りに寄れるよう、閉店時間を聞いた。

市場に行ってくるので1時間ぐらいしたら戻ってくるといったら
1時間ならまだ全然やってるから行ってらっしゃいと言ってもらったので
またモトサイをつかまえて市場まで行った。

市場でスープや肉だんご3本、ごはんとカオニャオマムアンなどを買った。
甘味屋さんで売っていたおだんごがおいしそうだったので
買おうとしたら25バーツという。
結構高いなと思ったらなんかきかれて、意味がわからず
適当に頷いていたら黒い熱いスープもくれた。

 

モトサイとのやりとり


市場で買い物が済んだあと、セブンの前のモトサイのりばにいって
ホテルのほうを指さしながら
「セブンまで」と言ったら
「どのセブン?」と聞かれた。
「エクブラパ通りんとこのセブン」といったら
「ひとり25バーツ」という。

「ええっ!(いつも2人で20バーツで来ているのに!)」
と驚いたら
「どこのセブンだ?」ともう一度きかれたので、
身振りで、今いるこの通りがあるでしょ、
エクブラパ通りががあるでしょ、
ここの交差点のセブン、と手で十字をつくってみせたら、
「そこなら10バーツ、子供は5バーツで、15バーツ」
と言われた。そうか、あそこまでなら15バーツなのか。

でもホテル前までだとさらに200mぐらいあるから
20バーツで妥当なんだろうな。

気のいい感じの運転手さんだった。
たろさんはこの運転手さんとのやりとりが気に入ったみたいで、
「この町はいいところだからまたここに来たいな」
と言った。

 

レストランをはしご


さて、セブンの前の店に戻って、ガパオをお願いしたら
ごはんをいま炊いてるところ、といって5分ぐらい待った。

その間、セブンでたろさんとけろりにアイスを買い、
アイスはたろさんに持たせて先に帰らせた。
道はさきほどの雨ですっかり水浸しだった。

となりの店にヤムウンセンを受け取りにいったら
まだ作ってくれていなかったみたいで、
10分ほどかけてヤムウンセンが出来て、買ってかえった。

 

スープに入っているこれは何?
見た目はイカっぽいけどやわらかくて、感触でいったらゆで卵の白身みたい。


買ってきたものをひろげてみるとあんまり豪華な夕食ではなくて、
もっと買ってくればよかったと思ったが、量的にはちょうどよかった。
とくに食後にカオニャオマムアンやだんごなどもあったので
これ以上料理があったらデザートが入らなかっただろうな。

さっき甘味屋で買っただんごはごまだんごだった。
わからないやりとりのあと受け取った黒いスープは
苦みのある、うっすら甘いスープで、
ショウガの香りが強すぎて誰の口にも合わなかった。
わからないのにウンウン言わないで、おだんごだけにしとけばよかった。


夕食後パパさんに電話した。

そのあと気づいたらたろさんが、ぬいだパンツをきれいな服と
ごちゃまぜに山にして洗濯に出し損ねたので怒った。
でも試験勉強していたからしょうがなく私がパンツ洗った。
神奈川は2学期制だから、たろさんは学校始まったらすぐに期末試験だからね。


DAY20[3] 昼ごはんから晩ご飯まで

セブンの前の店で昼食を買う


帰るともう昼になってたので、近所にたろさんと食事を買いにいった。
ホテルから大通りへの間にも1軒、それから
セブンイレブンの向かいにも、1軒食堂があるのよね。

 

食堂の脇には東やがあって(ここ、家かな?)
つるしたハンモックとつるしたゆりかごがあって
おばあちゃんがヒモをひっぱって2人の赤ちゃんをあやしていた。

 

この店でセンレックナーム2つとバーミーナーム1つ、
たろさんはガパオムー、そしてけろりにセブンでピザパンを買って帰って
みんなで食べた。

 

 

この旅で初めてのプール


食後はけろり、たろさんとプール。
おじいちゃんはもうやめておくそうだ。


たろさんは大事なところに薬を塗ってたけど
プールに入るとしみるらしい。
水質を維持する薬なのかわからないけど、
なんか水がすっぱいような味なんだよね。

私は今回の旅でずっと泳いでいなかったんだけど
せっかく水着持ってきたことだし、
気持ちのよさそうなプールなので初めてプールに入った。

そして生まれてはじめて飛び込み台というものから飛び込んでみた。
飛び込んだときにプールの底にぶつからないように、
プールの、飛び込み台の正面の部分は非常に深くなっていた。

今日は30分ぐらいしか泳がなかった。
たろさんが、遊んでいるうちに調子にのって
けろりの頭を沈めたのでけろりが泣いて終了。

部屋に戻って水着を洗ってシャワーあびたら
もうすごく疲れてしまった。
けろりにアイス買ってあげる約束だったけど、
ちょっと疲れすぎたので寝た。

 

隣のレストランで会った親子


昼寝している間に大雨が降り出し、5時くらいにやんだ。

晩御飯買いにいかなければいけないのでたろさんと出かけた。

まずとなりのレストランに行って
ヤムウンセンを作ってもらうようたのんだ。

すると、お客らしき眼鏡の男性が子供に
「こんにちは~(って言ってごらん)」とささやいている。
こちらも「こんにちは~」といい、日本語で話しかけたら
反応がない。英語でも反応がない。
タイ語で「あなたはタイの方?」ってきいたら中国のひとだった。
このへんに住んでるひとかな。

セブンのむかいの食堂の料理が好評で
晩にも食べたいひとがいたので買いにいくことにした。
ただし、持ち帰りの容器を持って市場に行くというのもかさばるので
帰りに寄れるよう、閉店時間を聞いた。

市場に行ってくるので1時間ぐらいしたら戻ってくるといったら
1時間ならまだ全然やってるから行ってらっしゃいと言ってもらったので
またモトサイをつかまえて市場まで行った。

市場でスープや肉だんご3本、ごはんとカオニャオマムアンなどを買った。
甘味屋さんで売っていたおだんごがおいしそうだったので
買おうとしたら25バーツという。
結構高いなと思ったらなんかきかれて、意味がわからず
適当に頷いていたら黒い熱いスープもくれた。

 

モトサイとのやりとり


市場で買い物が済んだあと、セブンの前のモトサイのりばにいって
ホテルのほうを指さしながら
「セブンまで」と言ったら
「どのセブン?」と聞かれた。
「エクブラパ通りんとこのセブン」といったら
「ひとり25バーツ」という。

「ええっ!(いつも2人で20バーツで来ているのに!)」
と驚いたら
「どこのセブンだ?」ともう一度きかれたので、
身振りで、今いるこの通りがあるでしょ、
エクブラパ通りががあるでしょ、
ここの交差点のセブン、と手で十字をつくってみせたら、
「そこなら10バーツ、子供は5バーツで、15バーツ」
と言われた。そうか、あそこまでなら15バーツなのか。

でもホテル前までだとさらに200mぐらいあるから
20バーツで妥当なんだろうな。

気のいい感じの運転手さんだった。
たろさんはこの運転手さんとのやりとりが気に入ったみたいで、
「この町はいいところだからまたここに来たいな」
と言った。

 

レストランをはしご


さて、セブンの前の店に戻って、ガパオをお願いしたら
ごはんをいま炊いてるところ、といって5分ぐらい待った。

その間、セブンでたろさんとけろりにアイスを買い、
アイスはたろさんに持たせて先に帰らせた。
道はさきほどの雨ですっかり水浸しだった。

となりの店にヤムウンセンを受け取りにいったら
まだ作ってくれていなかったみたいで、
10分ほどかけてヤムウンセンが出来て、買ってかえった。

 

スープに入っているこれは何?
見た目はイカっぽいけどやわらかくて、感触でいったらゆで卵の白身みたい。


買ってきたものをひろげてみるとあんまり豪華な夕食ではなくて、
もっと買ってくればよかったと思ったが、量的にはちょうどよかった。
とくに食後にカオニャオマムアンやだんごなどもあったので
これ以上料理があったらデザートが入らなかっただろうな。

さっき甘味屋で買っただんごはごまだんごだった。
わからないやりとりのあと受け取った黒いスープは
苦みのある、うっすら甘いスープで、
ショウガの香りが強すぎて誰の口にも合わなかった。
わからないのにウンウン言わないで、おだんごだけにしとけばよかった。


夕食後パパさんに電話した。

そのあと気づいたらたろさんが、ぬいだパンツをきれいな服と
ごちゃまぜに山にして洗濯に出し損ねたので怒った。
でも試験勉強していたからしょうがなく私がパンツ洗った。
神奈川は2学期制だから、たろさんは学校始まったらすぐに期末試験だからね。


DAY20[2] テスコに買い物に行き、帰りに迷走

9時くらいにGrabでタクシーを呼んで
パホンヨーティン通りの大きいスーパー
テスコロータスに行った。

テスコに行くなら、すぐ南の大通りに出て左折するのが
おそらく一番近道だと思う。

しかしこのタクシーは付近の路地を北上して
ずいぶんいってから別の通りを通って結局Uターンし
またホテルの近くを通って大通りに出た。

外国人だとわからないと思って
ちょっと無駄に走ってかせぐ手だろうか。

しかしその後はなにごともなくテスコについた。

なんかGrabでは運転手が
手動でメーター料金プラス20バーツをアプリに入力するらしい。

そうとは知らない私は、さっきの遠回りのこともあったので
ちょっとこの運転手に不信感をもっており、
「画面の下の枠に20って書いてあるから
メーター料金だけ入れればいいんじゃないの」って
ちょっと口論になった。

運転手が「いいから見てろ」って言うので見ていたら、
メーター料金67に対し、手数料20も含んだ87を入力すると
正しく87バーツの請求が私のスマホに飛んできた。
ちょっとわかりにくいとこだと思うので
Grab使う予定の方は記憶に残しておいてもいいかもしれない。


いよいよ帰国が近いので、ここで日本に持ち帰る
ココナッツの香りのシャンプーや
気に入っているしいたけ味のスープの素やお米など買ったら
今日は1万円を超えてしまった。
すごい量で、さすがにちょっと買いすぎたかな。

 




買い物おわって11時。
フードコートでちょっとジュース飲んでゲーセンで遊ばせた。

今朝ご飯たっぷり食べて、
まだ昼食っていうおなかの感じじゃなかったから
ここでは食べずに帰ることにした。

Grabでタクシーを呼んだら、タイ語で電話がかかってきた。
場所を教えろと言われているようでもあるけど
タイ語で説明できないし、地図に出ているはずだから見てよ、と思いつつ
待っていたら、しばらくしてタクシーが現れた。

最初の電話のときもなんかいやな予感はあったんだけど、
乗り込んで走り出してしばらくしてこのひとは
大通りで右よりに走ってUターンレーンに入らないといけないときに
すーっと左レーンに入ってしまい、またテスコの前に出た。
そしてテスコの先を大まわりしてまたテスコの裏に戻った。

このままだとまたさっきの大通りにはいるわけ。
さきほどのUターンレーンに入らなければ
ホテルの方向には帰れないというのに
運転手はこの目的地は行き方がわからないとかなんとか
ひたすらタイ語で言ってる。

とにかく大通りに出ちゃって、右よりを走れって
私は指示するんだけど(っていうか私もここ初めてだけど
スマホの指示聞いてりゃわかるはずなのに)
運転手は「橋わたるのか」みたいなこと言いながら
また左折レーンに入ろうとする。

橋渡ったらフューチャーランシットの方に行っちゃってさらに迷走だよ!
いいから右走ってUターンレーンに行けといい続け、
さいわい前回左折したときよりは車も少なかったので
なんとかUターンに入らせた。

この運転手は、ちなみにスマホをナビにしてて
スマホが「つぎ左です」とか、「何車線あるうちの
左から何レーンめ」とかの表示出してるにもかかわらず迷ってんだよ?
あんたに勤まるなら私もタイでタクシー運転手ができると思うね。

結局Uターンのあとは、おおむね順調にナビどおりに走り、
一度右に曲がるところを左に曲がりそうになったことはあったけど
私が右だって主張して正しいほうに曲がらせて、ホテルにたどりついた。

到着して、メーターと手数料で101バーツのところ、
運転手は100いれるからな、って、さもおまけしてやったと
いわんばかりの様子でこっちに確認して100バーツと入力した。

最後のへん安心してなごやかな雰囲気になったら
何を勘違いしたのか「あーよかったよかった俺たち頑張ったね」みたいな態度してたけど
一応☆は1個減らして評価したわ。
で、コメントに「このひとナビが読めない」って評価に書いたら
Grabから詳しく知らせてって通知が来たけど、
めんどくさいからそのままにしちゃった。
あとからまた被害者が増えていないことを祈ります。

DAY20[1] Asias Boutique Clubの朝食

5時半くらいに目がさめた。
6時くらいにおばあちゃんとけろりも起きた。

けろりはおじいちゃん大丈夫かな・・・と不安そうにしていたけど、
しばらくしておじいちゃんが起きた様子だったのでベッドにいって
「おじいちゃん大丈夫?」
ってきいたようだ。

おじいちゃんが
「けろりに蹴られたからもう動けないよ」
といったあと、ベッドからパッと起き上がり
「こういうふうに動けない!」
といってびよんびよんと座ったままお尻ではねてみせたら
けろりはうれしそうにベッドにとびこんできたんだよ、と
あとから教えてくれた。

さて、昨日7時に朝食をお願いしたからできているかな・・・?と
7時すぎにキッチンに様子を見に行ったら
Juneさんが腕をふるって朝食の準備をすすめているところだった。
が、できあがるのはもう少し時間がかかりそうだ。

Juneさん「いま準備していますからもう少しお待ちください、マダム」というので、
「いや、私のことはマダムとよばないで
あなたこそこの邸宅のマダムなのにマダムと呼ばれると
落ち着かないです。名前でいいです」というと
じゃあ私のことはミストレスと呼んでくださいと言われた。

アレッ?「じゃあ私も名前で呼んでください」じゃないのね。
いや、いいんだけど。

ミストレスというのは、女主人という意味だよね。
やっぱりいいおうちの出身のひとだから、
使用人みたいにかいがいしくお客のお世話したりする係じゃなく
本当は訪問した先の主人として扱われたいんだろうな。

でも本当にミストレスって呼んじゃうと私が使用人みたいじゃない?
だから結局その呼び方でJuneさんを呼ぶことはなかったんだけど・・・。

まだごはんが中途半端にしか用意できていないようだったので
私はいったん部屋にもどった。
7時半に、「ごはんの用意ができました」とスタッフの男のひとが
呼びにきてくれた。


料理は豚のステーキ、サラダ、目玉焼き、
イサーン風鶏肉だんご、白いごはん、チャーハン、
あと、たぶんできあいのものだけど、餃子、
パンとパンケーキ。


飲み物はミルクにココアにコーヒー、
すいかジュース、オレンジジュースとレモンティーなど。
フルーツはマンゴーも切って出してくれたしバナナもあった。

ここの食事はたろさんに大好評で、朝食のためだけにでも
また来たいと言った。
みんなそれぞれに気に入る食べ物があっておなかいっぱいになった。

だいたい食べ終えた頃に、スープはかぼちゃスープか
ポテトスープ、どちらがいいですか?と聞かれたので、
一応それぞれが希望をこたえたけど、それがなかなか出てこず、
おなかがいっぱいになっちゃって、
ひとつずつでいいですって途中からあらわれたコックさんに言ったら
タイ語で何か言われたけど意味がわからなかった。

しばらく待っていたら、さきほど部屋まで呼びに来てくれた
英語のできるスタッフの男性が来て、スープは明日ですと言われた。
あらそうだったのね・・・。(^^;

私たちが食べているときに、英語を話す男性のお客さんがひとりと、
それとは別にタイ人の奥様が食事に現れた。あ、ほかのお客さんいたんだ・・・

食後部屋に戻るときに、メイドさんと会ったら
「今日はお掃除必要ですか?」ときかれた。
いかにもお掃除不要ですって言ってほしい感じで、
実際大してよごれてもいなかったので
「いえ、お掃除いりません」といったら
サンキューベリーマッチ、とお礼言われた。

お掃除しないで済むと助かるんだな。
でもそうとわかってしまうと、これからお掃除
頼みにくくなるな。

「でもタオルはいるでしょう?」
といってくれたので
「お願いします」
といったら、すぐ来てタオルを交換してくれて、
500ccの水を9本ももってきてくれた。

きのうセブンで5リットルの大きい水ボトル買ったけど
こんなにもらえるなら必要なかったな・・・。

食後、洗濯ものをお願いしようと部屋を出ると、
メイドさんがいて、
「あ、洗濯?洗濯もわたしが担当なんです。
なんでも私の仕事なんです。
いま受け取ってしまいましょうか?あなたが下に渡しにいって、
私が下にとりにいくなら同じことですから」
というので、洗濯物は預けてしまった。

だとしてお金はどうする?
どうせ下で洗濯代を払っても、その洗濯代が
このひとに全額もらえるとは思えない。
悪くすると、このひとは仕事が増えるだけで
洗濯代はぜんぶホテルの収入になってしまうかもしれない。

お金もあなたに払っていいですか?ときいたらメイドさん
一瞬嬉しそうな顔をしたあと
「うーんと」と考えて(これがすごく「考えてるそぶり」って感じだった)
最後に「まあ、いいでしょう」といって受け取った。

それぞれに事情があると思うんだけど、
うーん、なんというか、やっぱこのホテル微妙だわ~・・・