アンコールワットに行ってきました

夏休みに三世代で、カンボジア+タイを旅行した記録

DAY13 [3] それうちの浮き輪です

 
油絵を探して

たろさんが、どうしてももう一枚油絵を買いたいというので
市場の中をうろついて探した。

f:id:nasb:20200518194500j:plain


まず、このまえの店で大きいサイズの絵を見てみた。

このまえ10ドルのやつが5ドルになったし、
もしかしたらもう一声いけたかもしれないから
20ドルのやつを7ドルからいってみようとしたら、
今日は先日とは別の、男のひとが店番していた。

20ドルのやつを指さし、
「これ7ドルでどう?」といったら、男性は
「7ドルはこっちだ」と中サイズのやつを指さした。

「8ドルでは?」ときいたらフンって鼻を鳴らして、
ハナもひっかけない感じ。
このひとはあまり安くしてくれないみたい。

ほかの店をみていたら、アンコールトムの門に象がはいっていく
モノクロの絵があって、たろさんはそれが気に入った。

お店のおばあちゃんが6ドルっていったけど、
私たち同じサイズをほかのところで5ドルで買ったの
というと、5ドルにまけてくれた。

そのすぐそばの店で、つむぎみたいなきれいな布があって、
これは15ドル、と言われたけど、
「これ5ドルなら買う」といったら、ダメだという。

「じゃあ考えてあとでまた来る」といったら5ドルにしてくれた。
でも値切りすぎたらしくて、お店の女の子はとても不満そうだったので
あとからこっそり1ドル渡した。

 

パパさんが軽く熱中症


さっきインド料理を注文したけれど、
インド料理は胃に重いので、市場付近で、
もうちょっとあっさりしたものも買ってかえろう

と思っていたが、そうとう暑くて、
パパさんがまいってしまって
「なんか早くすませられるものにして」と言われた。

それはできあいのものを買って帰ろうっていう意味
だったらしいんだけど
私はそれがわからず、ふつうに料理店で
スープいり米麺とおかゆをたのんでしまった。

その間にパパさんは
店のイスにすわりこんでしまった。

ぐったりした様子に、これは熱中症っぽいと思ったので
塩分チャージを出して食べさせた。

するとパパさんはまもなく回復した。
塩分チャージ、やはり効果あるね。

料理を買った店は、先日たろさんに親切にしてくれた
ハーフっぽいかわいいお姉さんの店のとなりだった。
買った店と、かわいいお姉さんの店は姉妹店らしくて
会計のときにはかわいいお姉さんが来ておつりをくれた。

このとき、お姉さんがまた
たろさんを見て「I like you」って言ってくれた。

f:id:nasb:20200518194506j:plain

 

 

インド料理を受け取りに

料理を受け取り、PassAppで小さいトゥクトゥクを呼んで
インド料理店まで乗った。

このときの運転手さんは英語ができたので、
「料理をひきとったあとアヌサまで行きたいんですけど」
といったら
「オーケー」といってそのまま待ってくれた。

料理をひきとりにいったら、店主のお兄さんが
「You are very late.ずいぶん遅かったじゃないか」といった。
ほとんど2時間ぐらいたっていて、もう1時ころだった。

ごめんねごめんねと謝ったら店主のお兄さんは
しゃくれたあごでにかりと笑い
「Never mind.いや気にしないで」といって
残りのお金を受け取ると、料理を渡してくれた。

車に戻ると「アヌサってどこだっけ?」と運転手さんがいった。
え?知らないのにOKって言ったの?と思ったら
前はタプル通りにもアヌサというホテルがあったんだって。

例によって、ジャイアントイビスターミナルの近くだと伝え
「私が案内するから」といって走り出してもらって
6号線で右折、シバタ通りで左折、
つぎの角で左折、とそのつど案内して送り届けてもらった。
全行程でなんと3600リエル(100円ぐらい)しか
かからなかった。

途中待たせたし、申し訳ないので5000リエルあげたら、
「オォ、サンキューベリーマッチ」とよろこんで
運転手さんは帰っていった。

 

集まって昼食

そして全員集まって食事をした。
おじいちゃんは今日はベッドに座っているのもつらいらしい。
しかしインド料理を元気に食べていたので安心した。

 

f:id:nasb:20200518194516j:plain

f:id:nasb:20200518194511j:plain



おじいちゃんは今朝は部屋の中で1000歩あるいたそうだ。
いや、せっかくカンボジアにいるのだから
散歩するなら外歩いたらいいんじゃないかな

おじいちゃんは、晩御飯も
店で(座って)食べるのはきついので
買ってきてほしいそうだ。

おばあちゃんも、いま買ってかえったおかゆが気に入って
夜も食べたいというので
夜もう一度、晩御飯買うついでにオールドマーケットに行くことにした。


勝手に浮き輪を使うインド人家族

部屋に戻り、私はいったん洗濯ものをとりにいって戻ってきた。
子供たちはプールで遊んでいる。

見ると、インド人の家族のパパさんが
うちの浮き輪で小さい子を遊ばせている。
子供は3才ぐらいかな。

いままで、よその子が勝手にボールや浮き輪で
遊び始めてしまったことはあったけど
大人が断りなくうちのものを使い始めたことはなかったので
けろりとたろさんが心配そうにしている。

ホテルの備品と勘違いして使ってるのかもしれないので
(まあ、ないとは思うけど)
念のためうちのだということをアピールするために
その親子のところに行って話しかけた。

「お子さん浮き輪で楽しんでる?」というと
うなずくパパさん。
「でも私の父がおりてきたら、
彼はそれを使うから、返してもらえる?」
ときいたらまたうなずいた。

しかし、インド人はうなずくときに頭をタテに振らず
首をかしげるようにアゴを横に振るので
ずっとはぐらかされてるような感じがする。

それにどうしてこのひと、ひと言も発しないの?
外国に遊びに来るぐらいの家庭のひとなら
英語話せるよね?
勝手に借りて失礼、とかなんとか言えないもんなの?

けろりがいいと言ったので、
「水色のほうは使っててもいいですよ」っていったのに、
結局その父親はオレンジの大きいほうで子供を遊ばせ続けた。

どうしてひとの浮き輪を断りもなく
使っていいと思うのか。
百歩譲って水色は使ってもいいと言ってあげてるのに
それを無視してオレンジのほうを使い続けられるのか。
インド人という人々は本当にわからん。

しかもしばらくしてけろりがとんできて
「おじいちゃんの浮き輪、持っていっちゃった!」という。
インド人おやじ~!と思ってまたプールにいったら、
おやじじゃなくてさっきの
小さい子の方が持っていこうとしていた。

英語。さすがにこの子は通じないかな~・・・と思いつつも
手を差し出して
「うちのおじいちゃんが使うからかえしてもらえる?」ってその子にいったら、
ちょうどママさんがプールサイドにいて
子供からとりあげて返してくれた。

返してもらったはいいけど、なんとその子、プールからあがるときに
浮き輪におしっこひっかけたんだって・・・orz

子供たちが汚い、汚いっていうから
プールサイドのシャワーブースで洗ってプールに戻した。

ちょうどおじいちゃんがおりてきてプールに入り
何も知らぬまま浮き輪を使い始めた。

インド人家族のママさんと話したら
このひとたちはチェンナイから来ていて、
今年の12月には日本に遊びに行く予定なの、と言っていた。

8月にカンボジアに遊びにきて12月に日本となれば
非常にお金持ちのご家族だと思うけれども
そういうご家族であってもひとの持ち物黙って借りるものなのか。
この行動はインドではアリなんだろうか・・・。

f:id:nasb:20200518194533j:plain