アンコールワットに行ってきました

夏休みに三世代で、カンボジア+タイを旅行した記録

DAY14 [2] サトーンのパンティップ

バンコク到着

 また、入国書類を書いていたらあっというまにバンコクについた。

おじいちゃんは飛行機の中でいっそう具合が悪くなり
吐きそうだと思ってトイレに行ったけれども何も出ず
2回いったりきたりしていたら到着したそうだ。

 

列に割り込む男


入国審査は、残念ながら今日はけっこう混んでいた。
それでも一昨年経験した、どこに列があるのかわからない
ぎっしりの混雑ではないからいいけれど。

1列で蛇行しながら進むようにチェーンがはってあるのだけど
どうしてもチェーンと人間との間に隙間ができる。
そうするとその隙間をとおって前に行こうとするひとが現れる。

私の経験では、そういうことをするのは
たいていは中国人だ。

今日も、あとから入ってきて私たちの脇をすりぬけて前に行くひとがいた。
白髪交じりの開襟シャツに短パンの軽装の男性だ。
私たちの前のグループは左右に広がっていたので
それ以上前に行くことができなくて
ずっと私たちの前にいたわけだが、
カウンターが近づいてきて
これがパスポートを出してみたら、まさかの日本人だった。
まあ、成田でも日本人カップルが割り込もうとしていたんだから
びっくりするにはあたらないけれども。

しばらくして私たち家族はアライバルビザのレーンに移動させられた。
結局入国には30分ぐらいかかっただろうか。

けろりの順番になったときに、入国管理官からなにごとか
質問された。
けろりはわからないので私がいって聞くと
「これは女の子か?」と尋ねられた。
今回の旅ではけろりは男の子と間違われまくりだな。

 

4階のフードコートへ

荷物をひきとり、国内線ターミナルの
フードコートにいくつもりだったが
おじいちゃんがあまり具合悪そうなので
また4階にあがってカンボジアに行く前と同じ
マジックガーデンで食べた。

しかし今回は昼どきだったのであいてる席が全然ない。
しばらく歩いて探すうちに、壁際の2人掛けの小さい席がいくつかあいたので
分散して席をとって、料理のできたひとから順に食べた。

おじいちゃんには、おでんみたいな練り物がいくつかはいった
ラーメンを注文した。
ラーメンを食べたら、おじいちゃんは少し回復した。

そしてさすがマジックガーデン、たいしたものも食べていないのに
6人で540バーツもした。

Grabでミニバン

食事がおわって1階におりた。
スマホでGrabを呼びたいけど、
truemoveのSIMの接続期限はカンボジアにいる間に切れてて
いまはつながらない。

カンボジアに行く前のSIMにチャージが残っているので
それで99バーツの1週間プランに入ろうとした。
チャージの残額は100バーツあるんだけど、
残額不足で入れないと表示が出た。
そうだ、税金がかかるのを忘れていた。

手近にコンビニがあればチャージは簡単なんだけど
しんどいひとを待たせるよりはと思い、
割高だけどその残高を使って1日プランに入った。
ネットはすぐ使えるようになり、Grabでミニバンを呼んだ。
しかし10分以上かかると表示された。

おじいちゃんの調子を考えると、できれば早く出発したい。
やっぱタクシー乗り場からタクシー2台で行こうか?
って相談したんだけど
ちょっと回復したおじいちゃんは、10分ぐらいなら待てるというので
Grabのミニバンを待つことにした。

結局来るまで15分ぐらいかかったけど、
あらわれたのはとてもきれいなミニバンだった。

 

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走り出すと、ほどなくたろさんは眠ってしまった。

 

サトーンのパンティップ

今日のホテルは、例年泊まっている
サトーンのパンティップスイートだ。
本当に繰り返し泊まっているので
もはや「帰る」っていう気分。

空港からサトーンにむかうときは
だいたい高速を南下して、ディンデーンを通過し
クロントゥーイで高速をおりる。

でも今日は珍しく、どこをどう通ったのか記憶にないが
チャイナタウン付近で高速をおり、
ラマ4世道をとおってサトーンについた。
空港から30分ぐらいだったかな?

空港税50Bと高速120をいれても620バーツですんで
広々だったし全員一緒に来れて、Grabの選択は正解だったみたい。

ホテルにつくと、いつものイケメンのベルボーイさんが荷物をはこんでくれた。
割り当てられた部屋は、なんとこれまでで最高の23階。
場所も南側のはじっこの2306号室で、これだけ高いと
おじいちゃんの寝室からもキッチンの窓からもチャオプラヤ川がよく見えた。

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けろりは、ついてすぐにプールいきたいといったが
たろさんに断られて、かわりに泡風呂していた。

 

スワンプルー通りの警察グッズショップ

荷物をひらいたあとパパさんとふたりで洗濯ものをだしにいき、
その足でスワンプルー市場にいって、SIMを買ったり夕食を買ったりした。
そんなことしていれば洗濯の1時間なんかすぐたつと思っていた。

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路上にはえた若いバナナ。


今日は洗濯やさんからそのまま歩いて市場にいったんだけど、
途中に警察グッズショップがあって、
パパさんが興味を示したのでのぞいてみたら、
色白ぽっちゃりでめがねかけて
ハカセ」ってあだ名のつきそうな雰囲気の男の子が
上手な英語で「How may I help you?!」って元気に接客してくれて
私が見るものすべてことこまかに説明してくれてた。

できれば自分でゆっくり見たかったのだけど、
そうはさせてもらえそうになかったので、
「息子が興味もったらまた来ますね」といって帰った。
目的があって入ったわけではないのに
あんなに元気に接客されるとなんかいたたまれない。

 

スワンプルー市場で買い物

セブンに寄ってSIMを買おうとしたら、前の女のひともちょうど
SIMを買おうとしているところだった。
登録失敗して何回も写真とりなおしていて、
終わりそうになかったので、ことわって
次の店いってやってもらった。

そこでも時間かかったけど、3回写真をとったあとについに成功して、
パパさんがお姉さんに拍手を贈っていた。

そのまま市場に行き、豚串やたけのこカレーや肉団子やカオニャオ、
スープなど買って帰った。

いつも30バーツでカレー買う店でカレー買ったのに
100バーツ払ったら60しかおつりがこなくて、
これ40バーツ?ってタイ語できいたらびっくりしたような顔してた。
外国人の一見さんだと思ってぼられたのだろうか?

タイの市場なんかだと、ときどき「あたりや」「はずれや」と呼びたくなるような
商売の誠実さや人当たりが違う店が隣り合っていることがある。
「あたりや」はだいたい繁盛していて、盛りもよく、味もいい。
ここの店はあたりやだと思っていたけどな?

だいたい買い物がおわってスワンプルー市場前からタクシーを捕まえ、
洗濯機のあるアーカンソン通りにいこうとしたら、
運転手さんはそこは知らないという。
私が知ってますから、というと乗せてくれた。

 

洗濯待ちで時間つぶし

自分で道案内して、航空省の公園の中をとおって、
アーカンソン通りでおろしてもらった。
ところがついてみると、洗濯の時間はまだ18分も残っていた。

パパさんは、
「20分も待てないからいったんかえろう」
といったけど、私はもう一度来るのが面倒だったので、
「私がここで待つからパパさんは食事をもって帰って」
と頼んだ。

20分待ちながら、truemoveのSIMに
クレジットカードで残高をチャージした。

そして洗濯が終わるのを待ってるあいだに
1週間の接続プランに入ったんだけど、
さっき空港で入った1日のプランが終わってから
スタートするのかと思ったら
1日のプランはその場で終わって
すぐに1週間のプランがはじまっちゃった。失敗したな。

しばらくして洗濯が終わったので
もってきたエコバッグにつめ、
すぐ近くのモトサイのりばから「パンティップまで」
といって、値段聞かずにモトサイにのった。

到着したときにだまって10バーツ払ったら
コップンクラップといわれてモトサイは走り去っていった。
あの距離は10バーツでOKだったのか・・・。

かえって見てみると、市場でカオニャオを
3つしか買って帰っていなかった。
何を考えてたんだろう・・・

どうみても6人分には足りないし、
でももう一度買いに出るにはあまりに疲れきっていたので
どうしよう・・・と呆然としていると
パパさんとたろさんがいっしょに買いにいってくれた。

そして夕食にした。
カンボジアではほぼ毎日レストランで食べたり、
持ち帰りでもちゃんとしたレストランの料理を食べて
充実してたけど、
タイはこういう市場の持ち帰りの何気ない料理でも
十分おいしいところがいいな。

写真だと質素に見えると思うけど
この唐辛子いりのハムなんかみんな大好きで
私たちはタイにいるとほとんど毎日食べるし
日本でも売ってくれたらいいのにってほんと思う。

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夜けろりが洗面所から走ってきた。
歯の矯正をつけたときに矯正器具から何かおちてきて、
出してみたらにょろっとした虫で、
びっくりして流してしまったそうだ。
矯正器具はいつもケースに入ってるのに
いったい何の虫!?

寄生虫が口から出てくるにしてはけろりは体調不良などもないので
そういうことではないと思うけども、
じゃあどういうはずみでそんな虫が矯正器具につくのかというと
想像できない。
けろりは「おそろしい~」と言いながら寝た。

(聞く限りは寄生虫という感じではなかったけれど
ねんのためけろりには、
日本にかえってから寄生虫駆除薬を飲ませた。)

今夜はたろさんは
おじいちゃんおばあちゃんの部屋でマットをしいて寝て、
けろりは私とかんちゃんの間で寝る。
通い慣れたこのホテルの大きなベッドも
だんだん6人だと狭く感じるようになってきたなあ