DAY01 [3] 機内での時間
スクートwifi
Webで事前に調べた感じだと、スクートビズには
機内エンターテイメントがついていて、タブレットとかに
映画をダウンロードして見ることができるらしい。
それを試してみたかったので、
おじいちゃんのドリンクの希望を伝えたときに
アテンダントさんに訪ねたんだけど
なぜか機内エンターテイメントの案内でなく
Wifi30MBの利用カードをくれた。
まあ、映画は一応、NetflixとAmazonで
ダウンロードしてきたのがあるのでいいか。
でもせっかくもらったので、一応Wifiを試した。
30Mというと、Webを見たりするには少なくて
ちょっとSkypeしたりツイッターしたりぐらいかな~?
と思ったんだけど
スマホに入ってるいろいろのアプリが
裏でしょっちゅう更新チェックに行くし
なんか、もしかすると、スクートwifiの
トップページを開いたりする際の画像データダウンロード分も
カウントされてるんじゃないか?って感じで、
またたくまにデータ量使いきってしまった。
結局このデータ量では
パパさんに2、3言メッセージが送れたかどうかだった。
スマホをどう設定しておけば
ああいう無駄を防いで30MBを有効に使えるんだろうな
でも今の時代、そもそも30MBなんて現実的じゃないんだと思う。
蒸気でアイマスク
今回は、全員分、蒸気でアイマスクを持ってきた。
これがあると疲れているときに、リラックスしてよく眠れるし
蒸気が出なくなったあともアイマスクとして使える。
それでいて普通のアイマスクより軽いし
使い捨てなのでどこでも捨てられて処分に困らないからだ。
今回はひとり2枚ずつ持ってきたので
行きに使っていいよと配ったら
たろさんはさっそく使って昼寝をしていた。
けろりは使ってもほとんど昼寝しないで
蒸気が出なくなったあとは
ブキミな目を描いて私を見つめて威嚇していた。
機内食
離陸してほどなく、おじいちゃんには食事が出たようだ。
事前に選択したものだけど、
ものすごくおいしいカレーだったとよろこんでいた。
ごついチョコレートがついてたらしいが、おじいちゃんは
この春の健康診断でとうとう糖尿の診断がおりてしまい
甘いものは食べられないから、と、もってきてくれた。
あとで調べたら、ドイツ製のチョコレートで、
日本だとカルディで300円とか
400円ぐらいで売ってるんだって。
これもし機内で買ったらシンガポールドルで$5だから、
やっぱり400円ぐらいするらしい。
(現地だと1ユーロぐらいで売っているらしい)
分厚くて、超あまいし、ものすごいボリュームだった。
私たちも、到着するしばらく前、少しおなかがすいたので
天ぷらうどんとチキンラーメンをたのんだ。
例年、機内食なんか頼んだことないんだけど、
今年はなんとなく、初めて頼んでみようかなと思って。
代金はクレカで払った。ふたつでSGD10ドルだった。(800円ぐらい)
チキンラーメンが、ダシのきいたスープで、
思いのほかおいしかった。
スクートは飲食物持ち込み禁止
例年、機内食を頼んだことがないと書いたけど
スクートは実は食べ物の持ち込みが禁止されている。
どうやらシンガポールなどでは
機内に持ち込む荷物の点検などもあるようだ。
だけど、成田とバンコクに関しては
荷物検査などはないので、
持ち込んで食べてるひとはけっこういる。
かくいう私たちも、朝買ったブリトーが
残っていたので機内でこっそり食べた。
一応飲み物も持ち込み禁止だけど
機内販売のジュースは400円ぐらいするので
買っているひとは本当に少ない。
だいたいのひとは、持ち込みバッグから出して
飲んだらしまう、というようなことをしているけど、
今年に関しては、堂々と出して
前の席のポケットに入れているひとが
すぐ近くにいた。それも通路側の席で
2席連続でそういうのが見えた。
当然アテンダントの目に入らないわけはないと思うけど
特に注意されている様子もなかった。
スクートも、一応禁止はしているけれども
目をつぶっている状態かなと思う。
たろさんのマッサージ
おじいちゃんは、座っているとおしりが痛く
歩いているほうがラクらしくて
ちょっと座ってはトイレに行ったり、機内を歩いたりしていた。
降りる2時間ぐらい前に見にいってみると
体のあちこちが痛くなって
そうとう参っているようだったので
こっちのエコノミーの席まで散歩にきて、
たろさん肩もみしてもらえばって誘ったら
ついてきて、本当に肩もみをしてもらっていた。
その間けろりはあいたおじいちゃんの席に移動して
つかの間のビジネスクラスを楽しんでいた。
たろさんは天性の才能といったらなんだけど
マッサージがめっちゃ上手で、おじいちゃんには
去年もずいぶんマッサージをしてあげていた。
(というか、マッサージをして稼いでいた。)
おじいちゃんは、以前はタイマッサージが大好きで、
滞在中は何度も行っていたもんだけど
タイマッサージのマッサージ師さんって
ときどきすごいハズレのひとがいるでしょう?
その点たろさんは日本語が通じるし、
おじいちゃんのツボを心得ているし
ハズレがないし、お店までいかなくていいし、
力加減も上手なので、
おじいちゃんは、去年からもう
たろさんを専属マッサージ師に指定して
マッサージ店には行かなくなってしまった。
ちなみにたろさんの料金は10分10バーツという親切価格。
おじいちゃんはもうちょっとあげようとしてたんだけど
そうするとたろさんが稼ぎすぎて
小学生にはありえない高額所得になってしまうので
その料金にしといてもらった。
スクートの機内
スクートは安い航空会社なので
いろいろしょぼいところがある。
非常に不便だったのが
ひじかけのコントロールボタン。
ふつうこれひじかけの脇とかにつけるでしょう!?
スクートではなんとひじかけの表面にむきだしでボタンがついてて
ちょっと体を動かした拍子にライトがついたり
アテンダントが呼ばれたりしてすごく煩わしかった。
でも今年はこれに枠がついていて
うっかり押されるミスが起きにくくなっていた。
床のじゅうたんがすりきれているとか
トイレの洗面台の水が流れないとかはご愛敬。
スクートビズのシートは
こんな風にすり切れていた(^^;