アンコールワットに行ってきました

夏休みに三世代で、カンボジア+タイを旅行した記録

DAY01 [4] タイ到着

 

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汚れたじゅうたん


予定どおり、現地時間午後2時45分頃

飛行機はドンムアン空港に着陸した。

 

 
降りるとき、ふと後ろの席を見てショックを受けた。
床にぼとぼと何かカラフルな
粘土みたいなものが落ちてるのだ。


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後ろの席は、4,5歳ぐらいの女の子を連れた
白人のお母さんだった。

たろさんによると、クレヨンで何かを描いてたと
いうんだけど、どうやら砕けたクレヨンを落として
しかも踏んでいったらしい。


これ、掃除するの相当大変だと思うよ?
たくさんのカラフルな粒が
ぺったり平らになって貼り付いているんだから。

こういうお客、私は許せない
スクートが血の滲むような企業努力で
運賃を安くしてくれているのに
こういう客がいると台無しだと思うんだ。

しかもこういう親がひとりいることで
「これだから子連れは」って、
ほかの子連れ客も肩身の狭い思いをすることになるよね。

こういうお客からはホントなら
しっかり罰金でもとって戒めてほしい。

 

SIMをアクティベート

飛行中にスマホ
truemoveのSIMを入れておいたので、
機内モードを解除すると
スマホはすぐアクティブになった。


今年もSIMは、amazon並行輸入品を買った。
期限が8日、通話料金が100バーツ分ついたプランのもので、
truemove社は1枚390円、AIS社は1枚430円だった。

現地で買うと299バーツするSIMで、
実際商品にも299バーツと書いてある。
299バーツなら1,000円を超えるはずなのに
なぜ並行輸入で買うと390円や430円に
なってしまうのだろうか。

イリーガルな商品ではないと思うけれども
不思議でならない。
 

入国審査へ


飛行機を降りてすぐ、おばあちゃんがまた
けろりこだけ連れて先を急いでいるので
「どんどん行ってしまわないで」
とちょっとキツめに声をかけた。
去年もこういうことがあって、
はぐれた先で迷惑かけていたんだよね。

そしたら
「トイレ行こうと思ったんだけど」
だって。だったらなおさら
言ってから行ってくれないと
気づかないでますますはぐれちゃうと思うんだけど・・・


おばあちゃんは良識的なひとなんだけど
疲れたときだけは周りを見ずに突っ走ってしまう癖があるので
油断がならない。


入国審査は空いていた。
日本はASEAN参加国じゃないけど、
日本人がASEANレーンに並んでも通してくれると事前に読んでいたので
ASEANレーンにならんでいたら、
隣にあるディプロマレーンの係官が家族まとめて呼んでくれて
少しだけスキップして早く通してもらえた。
待ち時間は15分ほどだった。

 

ATMでキャッシング

私が保管していた現金2600バーツほどは
あとからひとりで来るパパさんに
全部渡してしまったので
私たちはタイバーツを全然持っていない。

 

そこでまずは現金をキャッシングすることにした。

 

バンコク銀行のATMに行き、いつも利用するJCBカード
キャッシングしようとしたけど、エラーが出て
キャッシングできなかった。
そこで、Amazonマスターカードでキャッシングした。


でも結果的に、Amazonカードでキャッシングしたのは
失敗だったかもしれない。

このときは気づかなかったんだけど、
帰国後、繰り上げ返済をするため利用明細をwebで見たところ
216円のATM利用料がかかっていたから。

これまでいつもバンコク銀行+セブンカード(JCB)の組み合わせで
キャッシングしてきて、ATM利用料はかかったことないので
そういうものがかかる可能性があることが頭になかった。

 

AmazonマスターGoldカードの付帯海外旅行保険


ちなみにこのクレジットカードは、今年、旅行を前に申し込んだものだ。

うちはそもそも1年ほど前からAmazonプライムに入っている。
そして、リボ払いとかWeb明細とか一定の条件を承諾すれば
Amazonプライムの料金と同額の年会費でこのカードを維持できる。

このカードを持っていると、
海外旅行保険が自動付帯しているばかりでなく
子供の海外旅行保険までついてくるんだって。


うちは関係ないけど、
もし自分が同行してない旅行でも、
子供の海外旅行保険が有効なので
子供を外国に留学させるときなどにすごく重宝らしい。


例年私とパパさんはEPOSカード(年会費無料)の
付帯海外保険があるので別途保険に入らないんだけど
Amazonマスターの付帯保険が条件がいいので
私のぶんの家族カードもつくった。

旅行保険は全員分だと1万円超えるので
Amazonプライムの料金で保険がカバーできたのは
なにげに大きかった。

 

ドンムアンからGrab


到着時におなかがすいていたら、
空港の食堂でごはんを食べてから
ホテルに行こうと思っていたんだけど、
きいたら誰もおなかすいてなかったので、
預けた荷物を回収し、タクシーでホテルに向かうことにした。

 

タクシーカウンターでタクシーに乗ってもいいんだけど
今日予約しているホテルはちょっとわかりにくい路地にあり
地図と道順を見た上で走ってもらいたいので
タクシー配車アプリGrabでタクシーを呼ぶことにした。


大きめのタクシー(7シートのInnova)に
乗ろうと思っていたんだけど
Grabの大型タクシーは、
1時間後以降からしか予約できないらしい。

おばあちゃんが「普通車でも乗れるんじゃない?」というし
おじいちゃんも「大丈夫だと思うよ」というので、
結局普通車のタクシーを予約した。

 

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ターミナル1の2番出口で予約したら、運転手さんから
「Exit 3」
というメッセージがきて、無事3番出口前で
落ち合うことができた。


助手席に私とけろり、うしろにおじいちゃん、たろさん、
おばあちゃんの配分で乗ったけど、車内はぎっちぎち。
トランクにはおばあちゃんのスーツケースしか入らず
私のダッフルは後部座席の足下に置いた。

おじいちゃんは最初、この荷物の脇に
足をつっこんでいたんだけど
その座り方ではお尻が痛いので、足をひっこぬいて
荷物の上に出したみたい。

こんな荷物の量だと運転手さんから
渋い顔されちゃいそうなもんだけど
この運転手さんはさほど気にしていない様子だった。
(まあタイのタクシーは本気出したら
全然こんなもんじゃない。なんなら
トランクあけて荷物はみだしたまま走るからね)


運転手さんはニコニコと感じのいいひとで
運転しながら、小物入れからキャンディを出して
全員に配ってくれたりした。
それで、おばあちゃんも日本からもってきたおかきを
あげたりして車内はなごやかな雰囲気だった。

 

f:id:nasb:20191025120104j:plain車内からみたドンムアン鉄道駅

 

ランシット・ナコーンナヨックへ

 

さて、ドンムアン空港っていうのは、バンコク方面に向かう
上り車線側に建っている。


空港建てるときに、既存の道路があったとして
日本の空港だったら、上り車線にも下り車線にも出られるように
道路を作り直すよね。


ドンムアン空港っていうのは、どう見てもそのへん
真面目に考えたとは言いがたく、
空港から出た車は一旦全車がバンコク方面に向かう。

下り方面に向かいたい車は
何キロか進んだ先でUターンして、
下り車線に入って戻らなければならない。


そういうふうに数キロ無駄に走って、もう一度空港の前を通り
また数キロ下って、ランシットの複雑なジャンクションを経て
ランシット ナコーンナヨックの
pp@hotelに無事ついた。

 

Grabの支払いで失敗


タクシー代はメーター料金175バーツだった。
Grabだと20バーツの手数料を上乗せするので
合計195バーツ。

1000バーツ札みせたらおつりがないというので、
ホテルのカウンターに行ってくずしてもらって
200バーツ払った。


運転手さんが5バーツおつりをくれようとしたので、
マイペンライ・カーと辞退して私は車を見送った。


しかし次の瞬間、事件が起こった。
私のスマホにメールが届いたのだ。
GrabからのE-レシートで、
ただいまの乗車に対して195バーツが
JCBから引き落とされますと書いてある。


そうだった!
私は今回Grabを利用するにあたり
まず日本でスマホにGrabをインストールし、
日本にいるままだとクレカの登録ができないので
開発者モードでGPSをだますソフトを入れて
タイにいるフリしてまでクレカ登録をしたのだった。


そして、いったんクレカ登録するとおそらく自動的に
次の乗車はクレカ払いになるのだろう。
これまでクレカ払いしたことがなかったし
移動の疲れでぼーっとしてクレカ登録したことは忘れてて
現金とクレカ両方で払ってしまったのだった。


にこやかないい運転手さんだと思ったがな・・・
まさか運転手やっていながら
クレカ払いに気づかずに現金受け取るとかないよな。
わかってて5バーツおつりくれようとするなんて。ニクイわ・・・(涙)

ちなみにこの件には後日談があるけれど
この旅行記を順調に書き続けて
終わりまでいったら書くと思います。
乞うご期待!

 

チェックイン


気を取り直して、pp@hotelにチェックインした。
部屋は7階の7A5(2部屋あるファミリールーム)と7A4。


部屋は清潔な感じでベッドも広く、
ダブルの部屋もベッド2つくっつけた広いベッド。
ただ、ダブルの部屋でも1部屋に椅子が1脚しかないし
かろうじてテレビが載ってる台がテーブルっぽいけど
食事をできるようなテーブルはない。
予約サイトの詳細だと部屋は30平米と書いてあったけど
そこまで広くないんじゃないかなあ?

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ちらかる前の写真がなくてすみません。
イス2脚写ってるけど、1脚は別の部屋から
食事のために持ってきたやつ。

部屋のバルコニーからは住宅街が見渡せた。
まわりに高い建物がないせいか
部屋にいるといつも風がゴーゴー鳴っているのが聞こえた。

どうということもない住宅地の眺めなんだけど
たろさんがすごくいい景色だと言った。
そのセンスがすばらしいと思った。

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