アンコールワットに行ってきました

夏休みに三世代で、カンボジア+タイを旅行した記録

DAY08 [1] アンコールトム

 

 

朝食を早めにオーダーする戦略

このホテルの朝食は6時半からだ。

6時ちょいすぎに、食堂のウェイターさんが
出勤してきて、うちの部屋の前の通路を通り、
ダイニングで朝食の準備を始める。


観光に行く日はできるだけ朝の時間のロスをなくしたいので
私はゆうべのうちにみんなのオーダーを確認しておき
ウェイターさんの姿が見えたらすぐ注文しに行った。

そうすれば、私たちの食事が一番に調理してもらえて
朝食時間が始まってすぐ料理を運んでもらえ、
料理ができるまでの待ち時間を
減らすことができると思ったからだった。


オーダーをしたあと、身支度をして
6時半にダイニングに行った。

しかしなかなか料理が出てこない。

私たちより少し前にダイニングにいた
3人家族も待っていたから、
その家族に先をこされたとかではなさそうだ。

単に料理人さんの出勤が遅かったとかだろう。

 

しばらくして料理が出てきて、
食べおわって7時少しすぎに外に見にいった。

 

忘れ物はクールタオ


そしたら、ウィサさんはもう来ていたので
みんな出ていって、すぐに全員で車に乗り込んだ。

そして車のなかでアンコールトムの
ガイドブックの説明を
みんなに聞こえるように朗読した。


遺跡に近づいたころ、何か大事なものを
忘れていることに気づいた。

首に巻くクールタオルだ。

これは痛い!
水に濡らしてジップロックバッグに入れて、
一時冷やしとこうと思って冷蔵庫に入れたまま
持って出るのを忘れてた!

出かける前に冷蔵庫をあけたのに、
そのとき確かにその袋を見たのに、
「あれなんだろう」とも思わなかった。
疲れてるんだな・・・


幸い、私とたろさんはクロマーをしており、
おじいちゃんとおばあちゃんは自分たちでクールタオルを
準備してきていたので、
パパさんとけろりだけ、ぬらしたハンカチでしのぐことになった。


南大門到着

 

 

やがて車は南大門についた。
アンコールトム全体を囲む、幅の広い堀に
乳海攪拌の彫刻が並んだ橋が渡されている。

 

 

この橋の彫刻は、以前来たときは
頭が落ちてしまっていて
首なしになっている像がたくさんあったんだけど
いまは修復が進められていて
真新しい首が載っているものもあった。



正直いって、あまり修復しすぎた遺跡は
歴史の趣を失ってしまうことがあるので
そんなに好きではないんだけど、

アンコール遺跡の修復を描いた番組で
親子二代で彫刻を作り直している
彫刻家の作業風景を見て、
そういうひとたちが込める遺跡への愛とか
思いとかが下敷きにあったので
この新しい首にはこの首ならではの
価値があるんだなあって感じることができた。

 

ナーガ(大蛇)をつかむ大勢の阿修羅の手が彫ってあるんだよ。

 

 

向かってきて右側は阿修羅の列

左側は神々の列。
まだ朝早いので、影が長く、日光にも朝焼けの趣が残っている。

 

このひとたちはヨーイドンしようとしているの?

地にべったりとついた足も彫られている

けろりはともかくとしてこの3人身長同じじゃない?

新しく彫られた顔も、ひとつひとつ表情が異なる。

新しく作ったのにもう鼻が欠けちゃってる阿修羅。
あと、足が未完成。ちゃんと彫ってあげてくださいね~

橋のたもとからのびるこの高い高い木が、またいい雰囲気

偉大なる王都の壮麗な門

・・・の前ではいつでも誰かが撮影大会してるので
こういう写真しかとれません。