アンコールワットに行ってきました

夏休みに三世代で、カンボジア+タイを旅行した記録

DAY10 [3] 憧れのチュナンダイ

 

チュナンダイの店9999


トゥクトゥクに乗り込むと、
まず洗濯やさんに寄ってもらい洗濯ものを出して
そのあとタプル通りとテップボン通りの交差点まで
連れてきてもらった。

 

 

 

 

チュナンダイの9999レストランはこのカドからほんの3軒目ぐらい。
しかしこの店なんと読むのかねえ?
カンボジアの数字は1~5はムオイ、ピー、バイ、ブオン、プラム
とふつうの長さなんだけど、6から上は5+1、5+2、5+3、5+4
という足し算になるので、それぞれ
プラムムオイ、プラムピー、プラムバイ、プラムブオンとなる。

そうすると9999は
プラムブオン・プラムブオン・プラムブオン・プラムブオン
なのか、
もしくは九千九百九十九みたいに
間に千とか百の位を表す数字が入るのだろうか。

そうなるともっと複雑だ。カンボジアはどうしたわけか
十の位はほとんど自分たちで作らなかったらしくて
10はドップ、20はマペイはいいんだけど
30、40、50、60、70、80,90は
タイから取り込んだ外来語のようなんだよね。

タイ語だと30はサームシップ、クメール語だとサームサップ
40はシーシップ、クメール語だとサエサップ・・・
もし九千九百九十九という読み方なら
プラムブオン(九)ポアン(千)、プラムブオン(九)ロイ(百)
カウサップ(九十)、プラムブオン(九)という
複雑な名前になってしまう。

たぶん電話はないと思うけど、もしこれから先繁盛して
出前なんかするような大型店になったら
はいプラムブオンポアンプラムブオンロイカウサッププラムブオンでございます!
と言わなければならない。
非常に店員さん泣かせの名前ではないかと思う。

ちなみになんだけど、こういう、数字をつける店は
シェムリアップで何軒かあるみたいで、
川の向こう側にも9999が一軒あったし
国道6号沿いには333があった。
333なんかはいいよね、ただバイ・バイ・バイだからね。
カンボジアで数字を店名につける場合は
できるだけ5以下にしてくださるようお願いしたい。

 

スーパースピード提供の店


話がだいぶそれました。
 
このお店の名物料理なのか、それとも先日
私が偵察に来たときのことを覚えていてくれたのか、
店についたら女将さんは私たちが何も言わないうちから
すぐ「チュナンダイでしょ!」と言った。

2つあったほうがいいかな?ときくと
女将さんがそうね、というので2つたのんだ。
すぐにカセットコンロが2つ用意された。




しかし片方は足が2つとれていて
鍋をのせたらぐらぐらすることが予想できたので
替えてもらった。

スープの入った鍋をのせてカセットコンロに火がつく。
野菜と、お肉と、揚げ湯葉、麺などの具が次々と出てきて
女将さんがそれを次々と鍋に放り込んでいく。

お肉には生卵がのっていて、よくチムチュムなんかだと
生卵をといてお肉にからめてから鍋に投入するけれども
ここではほとんど卵をとくという手順がなくて
いきなりどぶどぶっとお肉ごと鍋に入れていた。
麺は黄色い中華麺だった。

 

 

 


具材がすぐに煮上がって、ものの5分ではいどうぞと言われた。
麺は生麺に見えたからほんとに火が通ってるんかなと
おそるおそる食べたけど大丈夫そうだった。



鍋はひとつが$5で、お肉のおかわり(卵いり)が$2、
あと追加の麺が$2。
ビールは$1だしジュースは0.75だし、実に良心価格の店だった。
白いごはんは0.5だったかな?
最後はお雑炊にして食べた。
お会計19ドルちょいだったのでここでも20ドルおいて出た。


ほんとにスピード提供で
私たちはこの店に30分いたかどうか怪しい。
でもおじいちゃんは長く座っているとお尻が痛くなるから
スピード提供で助かった。

 

9999レストランの充実メニュー

このお店、チュナンダイ以外にもメニューが多いの。
見てこの充実メニュー!


チュナンダイとバーベキューがあって

炒め物とごはんのセット

さまざまなスープ麺

西洋風朝食的なメニュー、サラダ、チャーハン

シーフード料理とか・・・

フレッシュフルーツもある

シェイクは全部75セント!

コーラ50セントとか
大きいお水50セントとか!
良心的よね!

 

アジアプラザスーパーマーケット 




タプル通りとテップボン通りの交差点にはスーパーがあったので
おみやげを探しがてら、帰りにちょっと寄ってみた。

入り口にこんなロボットが飾ってあった。
なんかお金いれてボタン押せる画面があって
ゲームっぽいたたずまいだけど電源入ってなかった。
お金いれると何ができるはずなんだろうか

 

店内では、タイで毎年買うバンドエイドが売られていて、
タイではたしか7枚いり20バーツ(70円)なのに
ここでは10枚いりで38セント(40円強)。
しかもそれが、10パック入りの箱だと$3.1!!
思わず10パック入りひと箱買ってしまった。

このバンドエイドはどんなものかというと
ものすごくしっかりつく。ガムテープぐらいしっかりつく。
でも生地がやわらかくて伸縮性があるのでよく肌にフィットする。

指なんかケガしたときに一日中しっかり保護してくれるし
なんならガーゼなどを肌に貼っておきたいときに
へたなテーピング用テープよりもしっかりとおさえてくれるので
あえてこれを使うこともある。
日本でもぜひこれを売ってほしい。
でも日本で売り出されたらたぶん高いだろうな。

 

私はタイに行くとノートを買って帰るのが好きで
カンボジアでも文具コーナーがあれば必ず見てたんだけど
カンボジアのノートはなぜか必ずこのような
気温を記録しそうな細い線のたくさん入ったノートばかりだった。

何なのこれ?これがカンボジアの標準的な学習ノートなの?
それとも、これはお店の出納帳的なもので
カンボジアの子供たちは学校でノートとか使わないの?

 
ほかに、おみやげ用のカンボジアコーヒーなどを買っていたら
おじいちゃんの表情がだんだん曇っていって
調子が悪くなってきている様子だったので
買い物は終わりにして帰ることにした。



これ今日買ったもののレシート。

スーパーを出てすぐPassAppで車を呼んで
ホテルに向かった。
料金が4900リエルぐらいだったので5000払った。


明日はベンメリアに行くため
またタケオゲストハウスに連絡し、ミニバンを予約した。

受付で、明日6時に出発してベンメリアに行くことを話すと
じゃあ朝食は朝食ボックスを用意しますね、と言ってくれた。

 

カンボジアミャンマーでLINE

 

たろさんの学校にはミャンマー人のお友達がいて
小学校のときから仲良くしてもらっている。

お友達はいまちょうどミャンマーに帰っているらしくて
LINEで連絡とっていた。

今回の帰省では、ちょっとの間、髪をそって出家するんだって。
もう5年もいるから日本語も100%日本人と同じに話すし
習字なんかたろさんよりうまくて
ふだんは誰も外国人なんて意識しないんだけど
出家するときいて、ああほんとにミャンマーの子なんだなと
不思議な思いがした。

それにしてもカンボジアミャンマーでリアルタイムで連絡とってるなんて
すごい話だなと思ってしまった。
私がミャンマーに行った1999年には
ミャンマーはインターネットどころか
国際電話もかけられなくて
(あるいはものすごく高かったんだったか・・・)
先に出国するひとに頼んで実家に無事を伝えてもらったりしたもんだけど。