DAY11 [4] タプル通りの「ボンスレイミスラオ」レストラン

ミャンマーのお友達とLINE

移動の車のなかで、たろさんがミャンマー人のお友達に
LINEでメッセージ送って、今日話せる？ってきいたら
今日は午後からお葬式だからダメと言われたらしい。

 
誰がなくなったの？ときいたら、いとこだという。
お母さんの、年のはなれたお兄さんの子だから
年齢は45歳ぐらいだけど、デング熱で
息ができなくなって亡くなったんだって。デング熱おそろしい。

デング熱には効果のある薬がなく
自力で治さなければならないため、
老人や幼い子供などは死に至ることもある
とは聞いていたけど
45歳でも亡くなってしまうなんてショックだ。

来る前に調べたところによると
現在カンボジアでもデング熱は猛威をふるっており、
首都プノンペンでは患者を収容するベッドがたりなくて
廊下にまで寝かされているひとがいるとか。まるで野戦病院だ。

プンローさんへのチップ

帰りはタプル通りでおろしてもらった。
今日のルートは65ドルのところ、70払ったら、
「おつりがないかも」とプンローさんがいうので、
「5ドルはあなたへのチップです」
というと嬉しそうだった。

いつもウィサさんには25ドルのところ
5ドルのチップをのせて払ってるので
今日65ドルに5ドルのチップじゃ安いかな
と心配していたんだけど、よろこんでもらえてよかった。

というかプンローさんはあまり愛想もないし、
こまごま気を使ってくれる感じもなかったんで
べつにチップいらなかったかもしれないけど。

 タプル通りでランチ

今日は、先日のインド料理の少し手前、
タプル通りの「ボンスレイミスラオ」というお店に
行ってみることにした。

ここも下調べしていたんだけど
豚肉いりチャーハンが1．5ドルなうえに
味もおいしいと評判だった。

メニューはこんな感じ。

お茶とコーヒー。0.5ドルから。コーラ0.65ドル！

フルーツシェイクどれも0.75ドル。

サラダとデザート。Jelly Pregnant（妊娠したゼリー）って何？

アモックやロックラックなどの定番メニュー

辛ラーメン！これだけはなんか高く感じる

揚げ春巻き1ドル。安い～。５本に見えるけど、
ほんとにこんなに入ってるかな？

けろりはフライドポテト、

パパさんは鶏のカシューナッツいため。

たろさんはチャーハン。

私とおじいちゃんはロックラック、


全体にちょっと味付けがしょっぱかったな。
なのに、こしょうと塩とレモンの
小皿がついてるんだよ！

おばあちゃんは豚肉いり玉ねぎいため（なんと１ドル！）
お肉のはいった料理で1ドルの定食というのは
安めの食堂があつまったソクサン界隈でも
ほとんど見られないし、あったとしても
味は期待できないということがほとんどだと思うけど
ここのはちゃんとおいしかった。



おもしろいのは、これ豚肉が主役じゃなくて
「たまねぎ炒め」というメニューがあり
そこにオプションとして豚肉か鶏肉が選べるというところ。
豚肉だと1ドルだけど鶏だと1.5ドルという値付けもおもしろい。
鶏のほうが貴重なのか・・・

カンボジアって街角で鶏の串焼き買っても
なんとなく身がやせてて高く感じるということが多いけど、
もしかしたら大規模鶏舎とかなくて
裏庭で飼ってるようなのをさばいて売ってるのかしらね

そのほかに揚げ餃子と揚げ春巻きと、
スプライト2本に、シェイク4つたのんだけど
20ドルいかなかった。

ちょっと遅れてきた揚げ春巻き

ほんとに５本でした！
お味は・・・油がちょっと重め。
揚げてる温度が低いんだろうな
この５本食べたらおなかいっぱいになるよ～

どう考えても油っぽいもの頼みすぎだったね。
メインが炒め物なのに揚げ物２つ頼むとか。

でもチャーハンなんか今まで一番かもってぐらい
香りよくいためてあっておいしかった。
この店はコスパでトップかもしれない。

２本の通りの角にあり開放的で
くつろげる客席もよかったし
味よし値段よしボリュームよしと三拍子そろって
節約旅行者の方にはおすすめ！

トゥクトゥクでホテルへ

帰りは道の反対側にいたトゥクトゥクにのった。
3ドルって何度か言われたけど、
「もしパスアップよんだら2ドルだよ？」
っていって下げてもらった。

帰りタケオゲストハウスの前通ったら、ちょうど表に
オーナーのモムさんがいて
手をふってくれた。私たちも手を振った。

たしかタケオゲストハウスは以前は日本人経営で、
日本人宿としてシェムリアップで不動の地位を築いたんだけど
その後いまのモムさんが経営をゆずりうけてからも
日本人からの支持を集め続けている。

トゥクトゥクやミニバンの価格は他ゲストハウスの追随をゆるさず
運転手は親族と友人などに限ることでサービスの品質を守り
いまでもシェムリアップで安宿といえばここ！と
不動の地位を守っているのだから
このモムさんというひとは本当に
才覚のあるひとだと思う。

ホテルに帰って、子供たちはすぐプールに飛び込んだけれど、
たろさんがけろりを沈めたからけろりは泣いちゃって戻ってきて、
たろさんはひとりで泳いでもつまらないってすぐあがったらしい。
バカだね。

宿題したほうがいいと思ったがへとへとで、
たろさんは部屋に戻っていき2時間半ぐらい昼寝したようだ。
私も1時間以上は昼寝したと思う。