アンコールワットに行ってきました

夏休みに三世代で、カンボジア+タイを旅行した記録

DAY13 [4] もう一度オールドマーケット

 

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先日友達になったフランス人のヤヌエくんも
一緒に遊びはじめた。
おじいちゃんが
「この子すっごい人懐っこくてかわいい」と言っていた。
言葉が全然通じなくても遊べるっていいよね。

その後、いっときスコールがふったけれども
子供たちおかまいなしに遊んでいて、
雷も鳴りだしたけどもまだ遊んでいて、
さらにしばらくしてもう一度強い雨
降り出したときにやっとあがったみたい。

私はタケオゲストハウスに電話かけて
明日空港まで行くのに、またミニバンをよこしてもらうことになった。

 

もう一度オールドマーケットへ

シャワーをあびて5時まで少し昼寝したりくつろいだりしてて、
それからおじいちゃん以外の5人で、Nilさんのトゥクトゥクに乗って
オールドマーケットに行った。

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これまで6人でソクサン通りだと2.5ドルだったんだけど、
今日5人でオールドマーケット2ドルでいいよね?ってきいたら
OKにしてくれた。ソクサン通りもオールドマーケットも
同じ距離だけど。
友達プライスになってきたのかな。

 

傷んだお札

私はどこかで傷んだ1ドル札をもらったようで、
端が少し亀裂があり汚れている。
こういうのいやがられるかなと思いつつ出したけど、
Nilさんはよく確認もしないでポケットにしまった。

20年まえ、カンボジアは傷んだお札のなすりつけあいの
戦場みたいなところがあって、
ひどく傷んだお札はうけとってもらえないし、
自分もいつおつりに汚いのをしのばせられるかと
いつも気を張っていなければいけなかった。

忘れられないのは、プノンペンのマーケットにいたときに
服装はボロボロ、髪はボサボサで汚れきった姿の、
手も足もない、義足で松葉杖をついたおじさんが
ポストカードを持ってやってきて
あんまり気の毒だからひとつ買おうと思って見せてもらったら
ほんとにふるびて傷んだポストカードセットで
それでも買おうと思って自分の財布を見たら
ひどく傷んだ1ドル札しかなく、
これでもいい?と見せたら難色を示されたこと。

ほんとにほかに1ドル札ないのかって言われて
ないっていったらしばらく悩んでたけど
それでもいいっていうから払ったんだよね。

でもそんないたんだポストカードセットだから
誰かに出すわけにいかなくてあとから捨てることになって、
あれだったらただ1ドルあげたほうがよかったかもとか
でもあんなにいたんだ1ドル札だったら
ほかのところでも受け取ってもらえなかっただろうなとか
受け取ってもあのひと苦労したんじゃないだろうかとか
あとからいろいろ考えてしまった。

あの当時のカンボジアっていうのは
同じ1ドル札でも新しさによって値段が違って
傷んでくると70セントとか50セントとか、
このときみたいに悪くすると10セントぐらいの
価値しかなくなっちゃうことがあった。

最近では銀行の回収がちゃんと機能しているのか
今回の旅行では、ひどくいたんだお札もらうこともなかったし、
受け取りを断られることもなかった。
そして、地雷被害者のひとを見ることもほとんどなかった。

あのおじさんは、あの当時でも私より上に見えたから
平均寿命が50ちょっとのカンボジアでは
もう生きてはいないんだろうなあ。
 

紬ふうの生地を求めて

オールドマーケットで、まずは昼間のレストランで
おかゆ2種類(エビ3ドルとポーク2.5ドル)と
バナナの花のサラダ2ドル、フライドポテト2ドル、
あわせて9.5ドルを注文した。

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私が昼間買った紬みたいな生地を
母も買いたいと言ったので
さっき行った店に行ってみたけど
ちょっと染めむらがあるので買うのはやめといた。
(帰ってから確認したら、私の買ったやつも
染めむらがあった。)

ほかの店をのぞいたけど
同じようなものがある店はとても少なかった。
どこも置いてるのはクロマーか
アンコールワット柄のポリエステルのスカーフばかり。

一軒だけ、ムスリムの女性がやってる店に、
紺色で似たような、紬っぽい生地の
わりと状態のいいのがあったけど15ドルと言われて、
ここは値下げにも応じてもらえなかったので
おばあちゃんは見送った。

私はけろりの短パンをもう1着と
パパさんのTシャツを2枚買い、
おばあちゃんは、昼間たろさんが絵を買ったお店で、
妹のちまきにおみやげのバッグを4ドルで買った。
たろさんは、帽子と似た色のクロマーを買った。

けろりがミサンガを買いたがり、これは相場がわからなくて、
1ドルって言われたのをピーポアン(2000=0.5ドル)に
値切って買った。

 

受け取らなかった2ドル札

けろりに短パンを買ったところ、
おつりに2ドル札が入っていた。
わあ!2ドル札ってめったに見かけないんだよね!
でもなんか、妙にきれいで、本物か不安になって
1ドル札に変えてもらってしまった。

だけど、考えてみるとそんな少額のレア札を
わざわざ偽札つくるわけなくね?って気もするし
受け取っておけばよかったと今ちょい後悔してる。

とにかく、これでだいたい全員悔いのない買い物をした。

来たときにたのんだ料理をひきとり、
隣のお店のおねえさんからごはん2つ買った。

たろさんに「I like you, tooって言ってごらん」といったけど
たろさんは恥ずかしがって言わなかった。

夕食と荷造り

店の前でPassAppで大きいほうのトゥクトゥクをよんで乗った。
ホテルについたら5500リエルぐらいだったんで
2ドル(=8000相当)わたしたんだけど、
運転手はおつりに500を3枚しかもってなかったんで
結局6500になっちゃったな。

戻ってきたら、ホテルの前にちょうどボローンさんがいた。
私たち明日もう帰っちゃうから、といって
一緒に写真をとらせてもらった。

 

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部屋にもどって、お昼に大幅にあまったカレーや
1個のこったサモサ、
あとは、今買ってきたもので晩御飯にした。

カレーは晩に食べてもまだ余った。
おかゆは、メニューの写真には写っていなかった
ふくよかな干しシイタケのスライスが入っていて
とてもおいしかった。

こちらはバナナの花のサラダ。
この、変色した玉ねぎのスライスみたいなものが
バナナの花だろうか?
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食べてみると、なんかしぶーい感じのものが入っていて
それがバナナの花じゃないかと思う。
誤ってバナナの皮を噛んじゃったときの渋さだった。

 

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こちらは顔があるおばけマンゴー。

晩ご飯のあとは荷造り。
たろさんは、おじいちゃんを30分ぐらいマッサージし、
そのあとこちらの部屋におりてきて
しばらく数学のやりなおしをしていたが、
9時になったので上に帰っていった。

Tシャツやクロマーなど
けっこうたくさん買ったので荷物がだいぶ増えたな。


こちらはカンボジアのコーラ

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