アンコールワットに行ってきました

夏休みに三世代で、カンボジア+タイを旅行した記録

DAY19[5] 市場へ

 

市場は建て替えたばかりみたいでとてもきれいでモダンで、
まるでタイの市場みたいじゃなくて・・・
どっちかっていうと、私にはちょっと残念な市場だった。

周辺にある店なども見てまわりたかったんだけれど
大事なところが痛くてたろさんはあまり歩けないようなので
まわりを見ることは諦め、
まずシェイクを買ってフードコートの席でひといきついた。

シェイクは、タイとは思えないほど薄味だった。
ちょっと甘み増やしてくださいって言って甘くしてもらったけど
それでもまだ薄味だった。
タイもこんなほんのりした甘みが流行ってきているんだろうか?
どっしりと、ずっしりと甘いのが私にはタイらしく感じられて好きなんだけど。

 

シェイクを買って

席について飲んで

冷たくて頭痛をこらえるたろさん。


シェイクを飲み終えて、カオカムーと、いか炒め、貝いため、
串焼き、カオニャオなど買った。

たろさんはあのホテル気に入ったと言っていたのでよかった。
正直いっちゃうと私は、同じドンムアン付近で泊まるなら
まわりが下町っぽいpp@hotelのほうが好きだったなあ。

 

団地の洗濯機


フードコートでシェイクを飲んでいるときに
池をはさんだ向かいの団地の一階に
コイン洗濯機があるのが見えた。

さっきホテルできいたら、洗濯物は1カゴ100バーツとのことで
けっこう高いなと思っていたので、
夕食を買ったあとコイン洗濯機を見にいった。
1回30バーツの洗濯機と40バーツの洗濯機があって
結構量も入りそうだ。

だけど、ここに来るのに往復で40バーツかかってしまうし
ホテルの私たちのバルコニーは小さく、日陰であまり乾きそうにない。

もう残りの日数も少なく、どうしても洗わなければならないものは
わずかしかないので、明日ホテルでお願いすることにした。

 


市場からの帰りもモトサイでかえってきた。
市場の前のモトサイの運転手に
ホテルの名刺を見せたら「あーあそこね」と
わかったようで、まっすぐ連れてきてくれて、帰りも20バーツだった。

 

隣のレストランで夕食を調達


最後にとなりのレストランに行き、
持ち帰りでトムヤムクン(199バーツ)を作ってもらって
帰って夕食にした。

トムヤムクンも、市場で買った貝いためもイカいためも
カオカムーもどれもおいしく、夕食は大満足だった。


夕食の前に、パパさんに電話をした。
日本についたら、入国手続きが機械認証になっていたらしい。
機械の前に立って顔をスキャンしてもらったら
顔認証で失敗して、人間による認証にまわれと
言われてしまったそうだ。
パパさんめっちゃ日焼けしたし、ヒゲのびたからだね(^^;

顔による機械認証は案外混んでいて待たされたから、
人間による認証に行くといいよと言っていたので
私たちが帰るときはそうしようと思った。

夕食後、おじいちゃんは、たろさんと五目並べ
一戦しようかといって用意しかけたけど、
やっぱり体調がよくないようだ。
もう寝るといって6時半には布団に行ってしまった。

考えてみれば、75歳をすぎたおじーちゃんが、
もう10歳になろうかという孫におもいっきりヒザげり
いれられたんだもん、大丈夫なわけがないよね。


寒気というのもよくわからない症状だけど
全身に影響が出てしまうものなのかもしれない。
一応いつでも行けるように、近隣の24時間営業の
病院を調べ直した。


残りのひとたちは順にシャワーあびたが、
8時にはもうだいぶ眠くなってみんな寝ることになった。

あすの朝食は7時45分から11時45分とのことだったけど、
私たちは早起き家族で6時にはだいたいみんな起きるし
7時にはおなかがすいてしまう。

受付の甥っ子さんが「必要ならもっと早くできますよ」と
言ってくれたので、7時にお願いしてみた。

DAY19[4] もうひと部屋の先客とは

 

やっと空いたもうひとつの部屋

戻ってみると、やっと私たちのもう一部屋に
いた先客がチェックアウトしたらしく、
メイドさんが部屋を掃除をしていた。

しばらくすると部屋の準備ができたようで、
コンコンとノックがあって
「もうキーを受け取っていますか?」というので
「まだです」というと、メイドさん
「私が受け取ってきます、私が」と
二度も自分を指さして下へかけおりていって
キーを受け取ってきてくれたので
これはチップあげるべきとこなのかなと思って
20バーツを渡した。
ほんとはそういうわざとらしいアピール、
あんまり好きじゃないけどね。

このひとは、そのあとにあったときも
「メニメニカスタマー。クリーニング、オンリーミー」
(お客さん沢山沢山。掃除、私だけ)
といって仕事が大変すぎることを訴えていた。
6時頃になってもまだ仕事をしていたので、
たぶんだいぶきつい仕事をひきうけているんだと思う。

新しい部屋はこんな感じだった。

パンティップに行き慣れている私たちなので、「すっごい広い」
とは言わないが十分広く、贅沢なつくりだった。

 

こちらの部屋はバルコニーがある。

庭の木立には手作りのブランコが。

ただね、あまり日差しで暑くならないようにだと思うけれど
窓がスモークになっていて室内がちょっと暗いのよね。
そして室内のライトもこう、パーッとは明るくないので
もうちょっと明るいと好みだな~と思った。

 

フランス語家族の訪問

さて、新しい部屋は私とけろりとおばあちゃんが泊まる予定なので
部屋を移動して荷物をひろげていると
コンコン、とドアにノックがあって、
あけたらさっきのフランス語の家族のパパさんと
大きい方の娘さんが立っていた。

「うちの娘が時計を室内に忘れてしまったので
とりに入ってもいいですか」
とパパさんが言った。

ああ!
この部屋にまえに泊まっていたのはあなたたち?
チェックアウトの時間が過ぎてるのにプールにいたよね?
そのあとコンビニ行ったりして、プールから上がって
しばらくたってもまだ部屋でくつろいで占有してたよね

ホテルのスタッフのひとが声かけても
最初の何回かはスルーして部屋にいたよね?
次のお客が来なければ、あわよくば自分たちの出発の時間まで
タダで部屋を使おうとしてたんだね。

図々しいひとたちもいたもんだ~!

娘さんは、ベッドわきの引き出しから
ペンケースと腕時計を引っぱりだして
ありがとうといって出ていった。

この家族は、そのあと受付のところに荷物を置いて外出し
夜おそくなって荷物をとりに来て、出発していったようだった。

私も若いときは、そうやって
チェックアウト時間のあとは荷物を受付にあずけたりして
夜出発してた。
でも、子供や両親と旅行するようになってからは、
旅の最後まで休める場所があることは大事だなと思って
夜発のときは翌日まで部屋をとることにしてる。

体力あるひとは別に、昼まででチェックアウトしてもいいと思うけど
チェックアウト時間すぎてもくつろぎたいんだったら
ちゃんとお金払って部屋借りなよ!と思った。

 

新しい市場へ

夕方になって、そろそろ晩ご飯を調達しに
行かなければいけない時間になってきた。

ここは町の中心までは1キロほど距離がある。
ホテルのサイトに自転車の写真があったので
自転車借りられるのかな~と思っていたんだけど
貸し自転車はとくに用意してないそうで、
じゃあなぜ自転車の写真載せるの・・・(^^;

自転車がないなら歩いて行くしかないよね。
たろさんも行きたがったので、ふたりで
大通りにむかった。
1キロぐらいなら、まわりの店を冷やかしながら
歩くのも楽しいだろう。

と思っていたんだけどここで問題発生。
たろさんは汗かきで、汗で肌が荒れてしまいやすいんだけど、
このところ大事なところの肌が荒れてしまって
歩くと痛いんだって、すっごいガニマタになって
ちょっとずつしか歩けない。

しかし市場にはどうしても行きたいというので
大通りのセブンの前まで歩いてモトサイをつかまえ、
市場まで連れていってもらった。20バーツだった。

DAY19[3] オーナーJuneさんの印象

 

アルニカクリーム

部屋に戻ってもまだ痛がっているおじいちゃんに
これから病院に行く?と聞いたけど、
いや、とりあえず寝て様子を見る、というので
打ち身に効くクリームを塗ってあげた。

おじいちゃんはそのあと昼寝をしはじめたけど、
寒気がするといってシャツを何枚も重ね着して
布団をしっかりかぶって寝始めたので心配になった。

この打ち身に効くクリーム、アルニカっていう花のエキスを使った
クリームなんだけど
子供たちとお出かけのときにはだいたいいつも持って行く。

膝からがっつり転んだときでも
これを塗っておくと「え?こんなもんで済んだ?」と
翌日びっくりするぐらい軽傷で済むので
コケたりぶつけたりしやすいときにはオススメ。
海外通販のi-herbで買えるので小さいお子さんがいるママさんはぜひ常備してほしい。

 

邸宅の持ち主Juneさん


階段のところでJuneさんに会ったときに、ちょっと会話になった。
「ここはステキなところですね~」って言ったら
「ありがとうございます」と嬉しそうに言われ
「この物件はあなたのものなんですか?」ときいたら
「そうです」というJuneさん。

「あなたはとてもよいご家族のご出身なんですね」といったら、Juneさんは
「私の家族はとても裕福でした。建設業をして、
建物を売るというようなことをしていました。
でも私には子供がいませんのでこのような家を持っていても
持て余しますから、ホームステイに改造したんです」
と言った。
受付でお手伝いをしている英語の上手な青年は甥っ子さんだそうだ。

そのあとJuneさんは続けて
「困ったことがあればなんでも聞いてくださいね。
気に入らないこともあれば必ず言ってください。
悪いことも私たちは真摯に受け止めます。
そうして改善していきたいと思っています。

改善がなければこういうホームステイというものは
継続は難しいということを私はわかっています。
ですからどのお客さんにも本当の感想を
打ち明けていただいて
それを改善の糧にしたいと思っているんです」
と言った。

言われた内容はいいことだと思うし
その通りだと思うんだけど・・・
ちょっと押しが強すぎで引いた。
私が相づちをはさむ間もなく一気に言われたので
逆にちょっと気持ちが萎えたっていうか・・・

部屋に帰っておじいちゃんにそのことを話したら、
おじいちゃんもさっき見たものを教えてくれた。

さっきプールで泳いでいたら、
Juneさんが工事業者を従えてプールサイドにきたんだけど、
ニコリともしないでずいぶんきつい言い方で
なんか命令してたそうだ。

まあ、それは工事業者が、なにか失敗したとかで
怒ってたのかもしれないけど・・・
Juneさんは、ただにこやかで親切なだけのひとでは
なさそうな感じがした。

DAY19[2] 最後の宿 Asias Boutique Club Homestay /おじいちゃん負傷

 

 

バンを手配

 

チェックアウト手続きが完了し、Grabでバンを手配した。
幸い、この時間までにはGrabのバンの料金は550バーツに戻っていた。

手配したバンはディンデーンのあたりで高速を走ってるとこらしかったが、
そこからおりていったんクロントゥーイ方面にむかい、
(↑ ディンデーンで右折レーンに入れなかったんだろうなと推測)
そのあとUターンして戻ってきて10分ちょいで到着した。

少し前にみんなトイレいったのに
たろさんだけ余裕ぶって行かずにいたら、
車が来たときになってトイレ行きたいと言いだし
トイレに走っていった。おろか者め。たまってないと思っても
乗り物に乗る前はトイレに行くものだ。


荷物をつんでもらい、みんな当たり前のように
カンボジアのときと同じ席について出発。
さようならパンティップ。

そこから眠くなってしまって
目がさめたときはもうドンムアン空港の近くだった。

 

みなさんお疲れね。

ほどなく高速をおりた。

 

ホテルに到着


ホテルは、ちょっとわかりにくい立地にもかかわらず、
バンはすごく順調にホテルについた。

つく直前、大通りからの曲がりカドの向かいに
セブンイレブンがあるのが見えた。
Google Mapで見たときは何もなかったので
ここ1年とか2年とか、最近できたものに違いない。
これは非常にうれしい誤算だった。
もよりのセブンは1キロ先だと思っていたから。

ホテルでは20代くらいの男の子が迎えてくれて、
お茶とサンドイッチを出してくれた。

 

キャベツとハムのサンドで、ちゃんとトーストしてある。
みずみずしいフルーツが嬉しい。

サンドイッチはもちろん台の上に載っているんだけど
写真の下に私の足が映っていて大きさの比較で
ものすごくでっかいサンドイッチに見えるね・・・

チェックインをしていたら、Juneさんという
にこやかな奥さんが出てきて挨拶してくれた。
このJuneさんがここのオーナーらしい。

とても上手な英語で、ていねいにひとりひとりに挨拶してくれた。
たろさんに「あなたたちのお父さんはハンサムなひとね、
あなたを見ればわかるわ」とさらりと言うところがニクイ。

このホテルでは部屋を2つ予約していたんだけど、
「片方の部屋はまだ前の客が出ていないけど、
たぶん1時くらいにはチェックアウトするから、
もう片方の部屋に入ってくつろいでください」
というので入らせてもらった。
よく磨かれた木の床の、高級そうなつくりの部屋で
ダブルのベッドが2つならんでいる。

 


といっても、5人がくつろげる広さではないので
プールにでも入ったら?といって子供たち着替えさせ、
プールにいった。

 

プールの先客


プールは壁から3本の水が噴き出していてリゾート感があるし、
なかなか広いプールだった。しかも飛び込み台がある。



プールエリアへの出口のところに人懐っこいわんこがいた。


プールにはパラソルが1つだけあって、その下に先客がいた。
フランス語を話す家族だった。
子供は金髪の姉妹で、上は10歳、下は7歳ってところだろうか。

「この犬の名前知ってます?」ってきいたら
「いいえ」というから、
「あなた方もいまついたばかり?」ときくと、
「そうよ」という。

ほどなく先客の家族はどこかへいったけれども
パラソルのある席に荷物を置いていったので
また戻ってくるつもりなんだろう。


犬の名前はあとからメイドさんが「ムスーというのよ」と
教えてくれた。
まえはムスーとムサーという兄弟だったんだけど
子犬のときにムサーは大きい犬にかみ殺されてしまったんだって。
やっぱりタイの犬は恐ろしい・・・

 

セブンに買い物に

おじいちゃんが様子を見にきて、
気持ちよさそうだからプールに入ると決めたようだ。
のどがかわいたので私はさきほどのセブンにいった。

お店に入って、牛乳と水とか氷、スプライトを買った。
セブンには、さきほどのフランス人家族がきていて、めっちゃ寒そうにしていた。
タイのセブンのエアコンは半端ないからね。(^^;
濡れた水着のままじゃ凍えるよ

ホテルの隣には感じのいい、少し高そうなレストランがあって、
帰りに寄ってメニュー見せてもらった。
トムヤムクンやヤムウンセンターレー(海鮮いり春雨あえ)が
あるようだったので、先日セブンでほかのお客さんに教えてもらったばかりの言葉
「マーマイ(あとで来ます)」と告げて店を出た。

 

おじいちゃんに異変

さて戻ったところ、おじいちゃんが浮き輪を巻いた状態で
天をあおいで、絶望したような顔をして浮いている。

どうしたの?と聞いたら
けろりがとびこんだときに目測を誤って
おじいちゃんの腿のあたりに
強く膝をぶつけてしまったのだそうだ。
おじいちゃんはあまりの衝撃と痛みで
声も出ない様子だった。

私は子供たちと旅行するようになってから
どこか泊まるときにはかならず近隣の病院を
調べておくようにしているんだけど
ここでその準備が役に立つときが来てしまっただろうか?

もう泳ぐどころじゃなくなったので、とりあえずプールから出て
状態を確認することにした。
おじいちゃんは歩くことはできたけれど、片足をひきずっていた。
階段もなんとか歩くことができたので、骨は折れていないかもしれない。

でも骨って、ヒビぐらいだと、直後にはたいしたことなくても
あとからひどく腫れてくるとかいうことがあるから
安心することはできない。

けろりの不注意を叱る私に
けろりはわざとやったんじゃないからそんなに叱らないで、と
おじいちゃんが言った。

でもけろりは楽しくなると力加減がわからなくなって
ひとにぶつかったりテーブルの上のものを落としたり
牛乳こぼしたりということが本当に多いんだよ。

いつか取り返しのつかないことにならないとは限らないので
(今日取り返しのつかないことをすでにしたかもしれないし)
本当によく気をつけるようにと言い聞かせた。

DAY19[1] パンティップ最後の朝

 

5時半に目がさめて
パンティップからの朝焼けの見納めをした。

 

ンガンデュプリで朝食を


6時すぎたろさんが起きてきた。
まもなくけろりとおばあちゃんも起きた。


たろさんと、朝食を買いにンガンデュプリ通りに出かけた。
団地の壁沿いの集合レストランでおかゆを2つ買い、
航空省公園の入り口の前で揚げパン10個とコンデンスミルクを買った。

 

 

 

 

↓ 洗い物は今年もおじいちゃんが担当。


朝食をとって荷造り。それがひと段落したら、
冷やしてあったマンゴーを切ってたべた。

 

空港に近い宿に移動する件

 

今日は空港に近い宿に移動する日だ。

そもそもなんでわざわざ帰国数日前に
空港に近い宿に移動するかというと
いくつかの理由がある。

まず、おじいちゃんはお尻が痛くて、座っているのが辛い。
パンティップからドンムアン空港は、まあそんなに遠いわけじゃないが
近いわけでもなくて、交通状況によるけど
車で40分ぐらいはかかる。

帰国日は、そもそも長時間飛行機に乗ることがダメージになるので
その前の移動をできるだけ短くしようというのがその目的のひとつ。

また、私たちの帰国便は深夜発なんだけど、
夜にタクシーを呼ぶとけっこう高確率でハズレの運転手に遇う。

前にも書いたけど、居眠りするとか、運転が乱暴だとか、
たまに薬やってんのか?ってぐらい話が通じないとか
ちょっとでも遠回りしてぼろうとするとか
遅れてきたうえ、自分が勝手に送迎先間違えたくせに、
遠い別のホテルに迎えに行くことになったといって
到着した瞬間にすでに怒ってるやつとか。(知らんがな)

そもそも深夜だと台数が少なくて選択肢がなく
「この運転手大丈夫かな・・・」と思ってもやむなく乗ってしまって
居眠りされたこともあったので
居眠りする余地がないぐらい近いホテルから
出発しようと考えたのがひとつ。

 

今回の旅では、ついたときに一度ランシット・ナコーンナヨックの
pp@hotelホテルに泊まっているので、そこにもう一度
行ってもいいかなとは思ったの。
来る前にソイ14の突き当たりの市場を知っていたら
pp@hotelにもう一度泊まってたかもしれない。
でもせっかくなら新しいところを開拓したい
という気持ちもあって・・・。

 

それで予約した空港付近の宿


この旅の最後に選んだ空港に近いホテルは、
ホテルというよりは豪邸を改造した民宿で、
2階建てなのでエレベータがない。

予約している部屋は2階なので
荷物を持って自分でのぼりおりしなければならないし
出かけるときも階段ののぼりおりがある。

おじいちゃんにはこれまで何度か
移動がしんどかったら空港の近くのホテルに行くのはやめようか?って
確認してきた。

でも、おじいちゃんはまだ行ったことがないホテルに
行くのを案外楽しみにしているようだった。

ホテルを移動するっていうことは、荷物をつめたり開いたりも含めて
半日かかってしまうので、行きたいところがあるときは
その時間がムダに感じてしまうこともある。

だけど、おじいちゃんのように、あまり長時間歩くのはしんどいし
さして買い物もしないので荷物も身軽っていうひとからしたら
むしろホテルを移動するのが観光のひとつって感じで
楽しみになってることがわかった。

この旅の最後を、これまで行ったことのないホテルでしめくくるのは
ちょっとリスクがあるけれど
気持ちよい宿であることを祈って、そこに向かってみることにしよう。

 

パンティップのスポーツジム


さて、朝食後、Grabでバンの料金を調べると
なんと需要の増大により1100バーツに上がっていた。
ゆうべ見たときは550バーツだったのに・・・
やばい、昨日予約しておけばよかった。

いずれにせよ、あまり早く行っても迷惑なので
出発までにまだ時間がある。
いまは混雑する時間帯なのでもう少し様子をみよう。

子供たちがジムに行きたいと言っていたのを思い出したので
たろさんとけろりを連れてジムにいった。

ときどき壊れてるマシンもある

どうでもいいけどジムのウォーターサーバー

 

ここのジムは、宿泊者、居住者だけじゃなくて、
月会費を払ってよそから来ているひともいるみたいだった。

30分ぐらい遊ばせてふたりは帰った。
私は、お金をおろそうと思って
パンティップの門のところのバンコク銀行のATMに向かった。

 

その途中、門からの通路にお社を見つけた。
こんなの前からあったかしら?
おじいちゃんのお尻がよくなるように、
またタイに来れるように、
今日無事移動できるように祈った。

 

お昼を食べてから移動することに


ATMについてみると、いま休止中と表示されており
結局セブンまでいって6000バーツをおろした。

部屋に戻ると10時半頃だった。
今日泊まる宿に電話し、
「そろそろ出発して、1時間後ぐらいにお邪魔しても
いいだろうか」ってきいたら
まだ部屋にお客がいて入れないので
13時にチェックインしてもらったほうがいい
と言われたので、チェックアウト時刻ぎりぎりまで
パンティップにいることにした。

そうすると出発するのは12時頃になる。
移動中にお昼がきておなかがすいてしまうといけないので
いったんセブンにいってお昼を買ってくることにした。

おばあちゃんとたろさんと私で行って、
ガパオやらカオニャオバーガーやら
200バーツほど買って帰って、まだ11時だったけど食べた。


11時半くらいに荷物をとりにきてもらって
エレベータで受け付けに降り、チェックアウト。
出発するとき、子供たちが口々に
「さようなら広い部屋」
と別れをつげていて、私も切なくなった。

本当に何回もお世話になって
私たちのたくさんの旅の拠点になったパンティップ。

やっぱりここから帰国にしなくてよかった。
ここから出発したら感傷的になりすぎただろうから。

DAY18[2] ゆっくりした午後

プールで飛び込んで注意されるけろり

ホテルに帰って昼食。
クエティオはひとつ余ったけど
スープをおじいちゃんがよろこんで飲んでいたので
一応ムダにならなくて済んだからよかった。


食後、子供たちとおじいちゃんが泳ぐというので
全員でプールにいった。

ついてすぐにけろりがとびこんだら
ムスリム家族の子たちが文句をいいに来たそうだ。

何を言ってるのか意味はわからないけど
文句を言われている様子だと感じ、
たろさんが手助けにむかっていったところ
その子たちはピューっとどこかへ行ってしまったそう。

けろりは「あの子たち怖かった」
としばらくおびえていた。

私はセブンイレブンまでいってミルクティを買ってきて
プールサイドでのんびりした。
1時間ぐらいしたらおじいちゃんがあがって、
子供たちもあがっておしまいにし、
そのあと全員少し昼寝をした。

夕方。今日は誰も買い物に行きたくないというので、
珍しくひとりでスワンプルー市場へ向かった。

 

スワンプルー市場の新しげなトイレ


ホテルの前でモトサイを待っていたら、
ンガンデュプリ通り方向から来たモトサイに
乗らないかと声かけられた。

スワンプルー市場まで、っていったらたぶんUターンして
ンガンデュプリ通りに戻るんだろうなと思ったのに
このバイクはそのままパクソイ方向に走り出し、
サトーン通りを通ってスワンプルー市場についた。

ちょっと遠回りで距離があったはずだけど
料金はいつもと同じ30バーツで大丈夫だった。
スワンプルー市場には数えきれないくらい行っているけど
この来方は初めてだった。

雑貨屋さんにいって日本に持ってかえる柔軟剤を買い、
そのままカオマンガイのある路地のおわりまでいって、
路地の交差点の角にある店でムーサテとカオニャオを買った。
路地の20バーツショップでも柔軟剤の5個づめを2種類ぐらい買った。

楽しいのよね。色々な香り・・・


市場の守り神らしきやしろの前の店でイカのあえものを買い、
市場の裏でゴーヤの肉詰めを買った。

そのまま少し歩いていったら
市場の北側の通路のつきあたりに
きれいなトイレを見つけた。

この市場トイレあったんだ!
いや、新しい感じだし、今年できたものかな?

北側の通路の入り口の店でガパオを買って、
スワンプルー通り沿いでマンゴー500gを40バーツで買った。

 

市場から出たとこでホイドン売っていた。
屋台の上に調味料みたいな顔しておいてあるペットボトル。
貝の酢漬けホイドン。感触からいってたぶんゆでてはなくて
生の貝を酢漬けにしてる。

1本40バーツぐらいで、見た目もグロいし勇気いるけど
私は数回たべてまだ当たってない。すっごいおいしい。
でも今日は買わなかった。
だいたい常温で売ってるのよね。
酢漬けだからって安全ってことはないと思うんだけど・・・

 

あなたはタイ人?日本人?


セブンでソーダと牛乳買って、モトサイにパンティップといったら
「ソイ1のパンティップ、30バーツね!」と
英語で元気よく言って乗せてくれた。

そのあとあなたはタイ人?日本人?と聞かれたけど、
この会話はちょっとおかしかった。
だってタイ人に見えたら、初めに英語で言うはずないものね。

ホテルにもどって晩御飯にした。
イカのあえものがすごくおいしかった。
最近は日本ではイカが贅沢品になってきているけど
タイに来るとイカのお惣菜が100円ぐらいで食べられるから幸せよねえ。
イカ好きさんはタイに移住するといいと思う。
もっとも、お刺身は楽しめないと思うけど。

 


その後パパさんとSkypeでテレビ電話。
くつしたを飛行機に1足忘れてきたみたいだって。

日本はすごく暑く、明日は3度さがって33度だって。
イヤだわ。そんな暑い国に行きたくないわ・・・

ああ、このホテルも明日でお別れだな。
寂しいなあ。
また来年これますように。

DAY18[1] マッサージいってのんびりする日

 

パパさんは無事帰国

パパさんはゆうべ順調に空港につき、
ほどなくチェックイン完了と連絡がきた。

それを見て私はいったん寝てしまい、
目が覚めると出発時刻の寸前だった。

気づかないあいだにいっぱいメッセージが来ていて
もう切ったかなと思って返信したところ、最後に
「おやすみ~。
ドアしまった。
切るよ」
とメッセージがきた。

今朝は6時くらいに目がさめた。
今日は冷蔵庫に残り物いっぱいあるので買い物に行かず、
残り物で朝ごはんにした。

パパさんは予定どおり着陸したらしく、
日本の9時、タイの7時少しすぎて
「降りた」とメッセージがきた。

 

今日は休息日

今日は疲れすぎているので
お休みにすると宣言して今朝はのんびり。

けろりがモトサイに乗りたいというので
モトサイにのって、いつものソイ・アーカンソンまで
洗濯ものを出しにいった。

航空省の公園に魚の餌やさんがいたら
魚に餌でもやろうかと公園の反対にきたけど、
餌やさんはいなくてシャム猫が一匹いた。
タイって本当にシャム猫いるのね。

 

 

リクエストによりマッサージ

結局モトサイにのってホテルに戻った。

11時くらいにマッサージに行くことにした。
たろさんとけろりを連れて
いつもいっていたマッサージ店に行ったが
マッサージ師さんが2人しかいないといわれ、
近所の別のマッサージやさんに行った。

 


たろさんには女のひと、けろりにはイケメンの男性で、
私には急きょ近所の店舗から呼ばれてきた女性がついてくれた。

そのひとははじめ愛想がなく、マッサージも忙しい感じで
腕前がいまいちかなと思ったが、
時間がたつにつれコリがほぐれていることに気づいた。
最後の肩もみも、やや強すぎに感じたけどすごくすっきりした。
料金は1時間200バーツだった。20ずつチップを渡した。

 

あら?なんかステキなご家族みたいな写真だわ・・・


一旦ホテルまで戻り、けろりだけ部屋に帰らせて、
私とたろさんはお昼を買いにいった。

セブン手前の小さな小さな商店で
ソムタムを作って売っているようだったので
1人前作ってもらった。

そうしたら、店先に置いているガイヤーン
とてもおいしそうだったので
ガイヤーンとカオニャオも買った。

さらに少し歩いて団地の塀にそって出来た集合レストランで
クエティオを買った。

おじいちゃんは米麺をいやがるから、
おじいちゃんにはさっき買ったカオニャオをあげることにして
残りのメンバーぶん、5つのクエティオを
持ち帰りで作ってもらったんだけど、よく考えると
パパさんが帰ったからいまは4つでいいはずじゃない?
なんかまちがえてしまった。



作ってる間席をすすめられて座って見てたんだけど、
店のおばちゃんが横であさつきを切っていた
と思ったら包丁を研ぎ始めたんだけど
その包丁が年季が入っててすごいの。
真ん中だけけずれて刃が弧を描いてるの

 


通りを航空省公園の手前まで歩き、
洗い上がった洗濯ものを回収した。

私たち、2人なうえ、洗濯ものの量がおおいので
モトサイ2台じゃなきゃ無理かと思ったが、
モトサイの運転手が2人乗せる気満々で
「ダーイダーイ(乗れる乗れる!)」って言ってくれたので
お言葉に甘えて1台に乗った。

さて、この道のり、通常だったら10バーツですが
今日は2人でいくらでしょう!?

降りてお金を払うとき20バーツ札を出したら
運転手さんはそのままうけとりそうだった。
でも10バーツある?ってきいたらちゃんとおつりをくれた。

しかも濡れた洗濯ものいっぱいの
エコバッグ2つ持って2人で乗って10バーツって
私たちちょっとひどかったかもしれないね・・・