アンコールワットに行ってきました

夏休みに三世代で、カンボジア+タイを旅行した記録

DAY19[2] 最後の宿 Asias Boutique Club Homestay /おじいちゃん負傷

 

 

バンを手配

 

チェックアウト手続きが完了し、Grabでバンを手配した。
幸い、この時間までにはGrabのバンの料金は550バーツに戻っていた。

手配したバンはディンデーンのあたりで高速を走ってるとこらしかったが、
そこからおりていったんクロントゥーイ方面にむかい、
(↑ ディンデーンで右折レーンに入れなかったんだろうなと推測)
そのあとUターンして戻ってきて10分ちょいで到着した。

少し前にみんなトイレいったのに
たろさんだけ余裕ぶって行かずにいたら、
車が来たときになってトイレ行きたいと言いだし
トイレに走っていった。おろか者め。たまってないと思っても
乗り物に乗る前はトイレに行くものだ。


荷物をつんでもらい、みんな当たり前のように
カンボジアのときと同じ席について出発。
さようならパンティップ。

そこから眠くなってしまって
目がさめたときはもうドンムアン空港の近くだった。

 

みなさんお疲れね。

ほどなく高速をおりた。

 

ホテルに到着


ホテルは、ちょっとわかりにくい立地にもかかわらず、
バンはすごく順調にホテルについた。

つく直前、大通りからの曲がりカドの向かいに
セブンイレブンがあるのが見えた。
Google Mapで見たときは何もなかったので
ここ1年とか2年とか、最近できたものに違いない。
これは非常にうれしい誤算だった。
もよりのセブンは1キロ先だと思っていたから。

ホテルでは20代くらいの男の子が迎えてくれて、
お茶とサンドイッチを出してくれた。

 

キャベツとハムのサンドで、ちゃんとトーストしてある。
みずみずしいフルーツが嬉しい。

サンドイッチはもちろん台の上に載っているんだけど
写真の下に私の足が映っていて大きさの比較で
ものすごくでっかいサンドイッチに見えるね・・・

チェックインをしていたら、Juneさんという
にこやかな奥さんが出てきて挨拶してくれた。
このJuneさんがここのオーナーらしい。

とても上手な英語で、ていねいにひとりひとりに挨拶してくれた。
たろさんに「あなたたちのお父さんはハンサムなひとね、
あなたを見ればわかるわ」とさらりと言うところがニクイ。

このホテルでは部屋を2つ予約していたんだけど、
「片方の部屋はまだ前の客が出ていないけど、
たぶん1時くらいにはチェックアウトするから、
もう片方の部屋に入ってくつろいでください」
というので入らせてもらった。
よく磨かれた木の床の、高級そうなつくりの部屋で
ダブルのベッドが2つならんでいる。

 


といっても、5人がくつろげる広さではないので
プールにでも入ったら?といって子供たち着替えさせ、
プールにいった。

 

プールの先客


プールは壁から3本の水が噴き出していてリゾート感があるし、
なかなか広いプールだった。しかも飛び込み台がある。



プールエリアへの出口のところに人懐っこいわんこがいた。


プールにはパラソルが1つだけあって、その下に先客がいた。
フランス語を話す家族だった。
子供は金髪の姉妹で、上は10歳、下は7歳ってところだろうか。

「この犬の名前知ってます?」ってきいたら
「いいえ」というから、
「あなた方もいまついたばかり?」ときくと、
「そうよ」という。

ほどなく先客の家族はどこかへいったけれども
パラソルのある席に荷物を置いていったので
また戻ってくるつもりなんだろう。


犬の名前はあとからメイドさんが「ムスーというのよ」と
教えてくれた。
まえはムスーとムサーという兄弟だったんだけど
子犬のときにムサーは大きい犬にかみ殺されてしまったんだって。
やっぱりタイの犬は恐ろしい・・・

 

セブンに買い物に

おじいちゃんが様子を見にきて、
気持ちよさそうだからプールに入ると決めたようだ。
のどがかわいたので私はさきほどのセブンにいった。

お店に入って、牛乳と水とか氷、スプライトを買った。
セブンには、さきほどのフランス人家族がきていて、めっちゃ寒そうにしていた。
タイのセブンのエアコンは半端ないからね。(^^;
濡れた水着のままじゃ凍えるよ

ホテルの隣には感じのいい、少し高そうなレストランがあって、
帰りに寄ってメニュー見せてもらった。
トムヤムクンやヤムウンセンターレー(海鮮いり春雨あえ)が
あるようだったので、先日セブンでほかのお客さんに教えてもらったばかりの言葉
「マーマイ(あとで来ます)」と告げて店を出た。

 

おじいちゃんに異変

さて戻ったところ、おじいちゃんが浮き輪を巻いた状態で
天をあおいで、絶望したような顔をして浮いている。

どうしたの?と聞いたら
けろりがとびこんだときに目測を誤って
おじいちゃんの腿のあたりに
強く膝をぶつけてしまったのだそうだ。
おじいちゃんはあまりの衝撃と痛みで
声も出ない様子だった。

私は子供たちと旅行するようになってから
どこか泊まるときにはかならず近隣の病院を
調べておくようにしているんだけど
ここでその準備が役に立つときが来てしまっただろうか?

もう泳ぐどころじゃなくなったので、とりあえずプールから出て
状態を確認することにした。
おじいちゃんは歩くことはできたけれど、片足をひきずっていた。
階段もなんとか歩くことができたので、骨は折れていないかもしれない。

でも骨って、ヒビぐらいだと、直後にはたいしたことなくても
あとからひどく腫れてくるとかいうことがあるから
安心することはできない。

けろりの不注意を叱る私に
けろりはわざとやったんじゃないからそんなに叱らないで、と
おじいちゃんが言った。

でもけろりは楽しくなると力加減がわからなくなって
ひとにぶつかったりテーブルの上のものを落としたり
牛乳こぼしたりということが本当に多いんだよ。

いつか取り返しのつかないことにならないとは限らないので
(今日取り返しのつかないことをすでにしたかもしれないし)
本当によく気をつけるようにと言い聞かせた。