アンコールワットに行ってきました

夏休みに三世代で、カンボジア+タイを旅行した記録

DAY7 [4] チュナンダイを探して

 

果物と昼食を購入

 

市場の中をとおりぬけて、野菜や果物を売っているエリアで
晩白柚とマンゴーを買った。

 

晩白柚は厚い皮をむく?ってきいてくれたので
お願いしたらその場で手早くむいてくれた。

 



晩白柚はいくらだったか忘れてしまった。
その日の家計簿に5000リエルぶんぐらい
使途不明金が書いてあるから、
5000リエルだったかもしれない。

マンゴーは1キロ1.5ドル。
タイバーツになおすと45バーツぐらいか。
タイでマンゴー1キロ45バーツでは
なかなか買えないことが多いから
まあまあ安かったかな。

まだ停電が続いていて、薄暗がりで選ぶから
いいのを買えたかわからない。


それからふたたび市場の外側に出て、
シェイクを飲んだ並びの食堂で
おかずとごはんを買った。

 

 

 
食堂の美人のお姉さんからたろさんは
「あなた何歳?」「どこの国?」
などとあれこれ聞かれていた。

たろさんはタイ・カンボジアで
モテモテだと思っていたけどちょっと違うな、この感じ。
弟とか息子にしたいタイプなのかもしれない。


ホテルに戻って昼食

パスアップでトゥクトゥクにのって
ホテルにもどって昼にした。

ごはんを全員分お皿にとりわけるおじいちゃん

 

写真の右下にキッチンはさみが映っていると思うけど
このはさみ、毎年日本から持ってきている。

ハサミのふたつの穴を合わせたすぐ下に
穴があるでしょう。
あれが栓抜きとして使えるし
ちょっとした料理の下ごしらえとか
大きいチキンを切り分けたりするのに使う。

大きいのでちょっと荷物になるけど、
私たちの旅の必需品のひとつ。


昼ごはんのあと、たろさんとけろりはすぐプールにいき、
しばらくしておじいちゃんも参加していた。

 

タケオゲストハウスで明日のバンを手配


夕方、タケオゲストハウスにメールして
明日またミニバンの手配お願いした。

タケオゲストハウスには、最初に電話したときに
日本人のひとが出たので、日本語でメールしていたが
たまに英語で返信が来ることもあった。


あとからウィサさんに話をきいたら、
日本語対応をしてくれているのは
もう退職して
タケオゲストハウスに年単位で長期滞在している
日本人のお客さんがボランティア的に
手伝ってくれているんだって。

 

チュナンダイを探して


少し部屋でゆっくりし、パパさんと洗濯ものを出しにいった。
洗濯やさんはまたあいていなくて、美容室にあずけ、
付近にチュナンダイの店がないか探しにいった。


チュナンダイというのは、牛でとったスープの鍋物
カンボジア名物・・・みたいにどのガイドブックにも
載っているんだけど、
ホテルのひととか、ドライバーさんたちにオススメの店をきいても、
あまり「ココ!」という店が出てこない。

むしろ今はジンギスカンみたいな形の鍋で、
鍋とバーベキューが
楽しめる食べ放題店とかのほうが人気みたいで
そちらをすすめられてしまう。

チュナンダイはすっかり時代遅れの過去の人気料理か
もしかしたら観光客むけの架空の名物なのかもしれない。


でもたろさんはこの夏、地理のレポートでカンボジアについて調べ
けろりも自由研究でカンボジアの研究をして
その中でチュナンダイを書いてしまったので
私たちは一度は食べないわけにはいかない。


この店ではチュナンダイは食べられますか?


歩いて6号に出る途中、
鍋物の写真をかかげた大型店をみつけてのぞいてみた。

まだ準備中で、店のひとたちは掃除をしたり
かたづけものをしたりしている。

中に入っていって店員さんに話しかけたけど
みんな私の目をみないで、ひとりの
上半身裸の男性のほうに視線を流している。


あのひとがたぶん店長とか上司なんだろう、と思って
その男性のところに行ったけど
そのひともなんとなく困ったようすで
私のほうを見て何か言いたそうにしたかと思うと
誰かを探しにいってしまった。


いやちょっと待って、私の話をきいてよ
誰も探す必要はないよ
なんと私はクメール語で尋ねてるんだよ!


しかし大将は依然困った様子で
誰かを捜し歩き、階段をのぼって、またおりてきて
廊下のうしろに隠れたとおもったらまた出てきて
最終的に私の前に立った。

きっと諦めの悪い客だと思ったんだろうね。
でもやっと話を聞いてくれるようだったので
もう一度クメール語で言ってみたんだよ


「ユーン(私たちは)チョンニャム(食べたいです)
チュナンダイ(チュナンダイを)」
ティーニヒ(ここで)、
ニャム・チュナンダイ(チュナンダイを食べる)
バーンテー?(できますか?)」

そしたら大将、そんときだけハッキリと「NO」って言ったね。
そうですか。おもての写真は似てるけど
チュナンダイではないんだね!


私たちが満足して帰ろうとすると大将は
なにか大役をなしとげたかのようににっこり笑い
それと同時に店全体がホッとした空気に包まれた。


従業員のひとたちが、健闘を祈る、とでも言うように
最後は何人かが手を振って送り出してくれた。
なんていうか、
ちょっとした未知との遭遇であった。


国道にもチュナンダイ見当たらず


国道6号鍋物通り、
歩けばいくらでも鍋物の店に行き当たる
などという話を読んでいたので
国道に出てみれば見つかるのかと思って
そのまま国道6号まで出て
チュナンダイの店をさがした。
けど全然なかった。


国道6号沿いに、先日行った
アンコールマーケットの大型店があったので
ちょっと寄ったりしながらまだ探したけど
結局チュナンダイは見つからず。
時間が遅くなってはいけないので
PassAppで小さいトゥクトゥクにのってかえった。
このときの運転手さんは若い女のひとだった。


PassAppはGPSでいま走ってるところをすごく正確にとらえて
目的地までの道を示してくれるけど、
たまに運転手さんが道を曲がり間違えるときもある。

この運転手さんはホテルにまがる道を間違えて直進した。
そのおかげでちょうど洗濯やの前を通った。

そしたら開店してるのが見えたので、
運転手さんに待ってもらって
洗濯ものをひきとって帰ることができた。