アンコールワットに行ってきました

夏休みに三世代で、カンボジア+タイを旅行した記録

DAY13 [1] 下流で釣りを

庭で朝食

昨日は遅くまで出かけていて疲れたんで
今日はみんなゆっくり起きた。


私はいつもどおり6時少し前に目がさめたけれど
7時くらいまではおとなしくしていた。

今朝は庭で朝食をとった。
朝食ではライスヌードルといったのが
間違われてフライドヌードルがきてしまったけど
まあ、おいしくいただいた。

 

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となりのテーブルに日本人ぽい紳士がいて、
話したら中国系のフィリピン人のひとだった。

人なつこくほがらかなひとで、いろいろ話してくれた。

日本にも3度いったことがあり、
「日本ではMUJIの店によくいった、
ドン・キホーテがおもしろかった、
ユニクロは質がよく快適ですばらしいけど、
パーティには着ていってはいけない
何人ものひとたちとかぶるから」と話していた。

そうですよね~ユニクロはおしゃれで着心地がよく
品質もいいけど、あまりに安いし
みんな値段を知っているから
ひとと会うときは着ていけないんですよ。
子供の運動会にパーカーなんか着ていった日には
同じ服着ているひとが何十人もいますよと
私も話した。

それにしても海外進出しているユニクロはまだしも
シェムリアップドン・キホーテの話を
聞くとは思わなかった(笑)。

 

あ、たろさんのうしろに紳士がちょびっと映ってるね
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おじいちゃんは、昨日長時間座ったせいで
おしりが痛いから8時まで寝るといって
私たちが朝食をとった時間には降りてこず
9時くらいまで寝ていたらしい。

 

懲りずに釣り

私とたろさんとパパさんは、
朝食後、またしても釣りに出かけた。

 

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すぐ近所の国立博物館の庭には
ピンクのモニュメントがあって気になる。

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まずは、Nilさんのトゥクトゥクで郵便局に連れていってもらい、
そこではがきを出した。

こちらが郵便局正面入り口。

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カウンターで「はがきを出したいんですけど」というと
受付のたっぷりした女性が
「あなたはドルで払う?リエルで払う?」ときくので
「ドルで」と答えると、$1と書かれたパッケージの
アンコールワットの記念切手を渡された。

パッケージの中には、
3000と数字の書かれた切手が入っている。

カンボジアの郵便局は評判がわるくて
(ちゃんとした本物の郵便局ですよ!?)
切手代をぼったくることがある、と何かで読んでいたので、
これはマージンを稼ぐためのトリックだなと思いつつ
クレームつけてもめるのがイヤなのが半分、
記念切手だから高いのだろうかと思うの半分で
言われるままに払ってしまった。

 

はがきの宛先は

はがきのうち1枚は北海道のおばあちゃんに出し、
2枚はたろさんのスカイプ英会話の先生に出した。

英会話の先生はフィリピンのセブのひとで、
はがき出すからねって約束して出てきたから
絶対に届いてほしかったんだけど、
フィリピンも郵便事情がもうひとつ安心できないので
ねんのため2枚出したのだった。

ついでに書いておくと、たろさんの英会話の先生は
もともと、ある子供むけスカイプ英会話学校
教えてもらっていた。
すごく子供の扱いが上手で明るく
教えるのが上手なうえ、
宝石が好きでたろさんと話が合った。

先生が個人的な事情で辞めることになったとき
絶対この先生とは縁が切れたくないと思ったので
頼み込んで連絡先をもらった。

その学校は、退職してから半年は
日本人に教えてはいけないというルールがあって
退職後のことを縛る権利なんてないと思うが
先生はまじめなひとなのでその約束を守った。
でもその期間が過ぎる頃連絡をとって
その後も毎週1回レッスンを受けている。

先生の旦那さんは医療機器関係の仕事をしていて
フィリピンの中では裕福なほうで
先生はどうしても働かないといけないわけじゃないんだけど
お子さんたちも大きくなって多少ヒマもあるしということで
うち以外にも何人かに教えているし
うちもお友達を紹介したりして
結構忙しくしているみたいだ。

そしてこのたびのコロナ騒ぎになって
先生の自宅地域はロックダウンで
旦那さんは仕事に行けなくなってしまったんだけど
先生が英会話の収入があるから
なんとかなっているらしいのでよかった。

そして話は戻ってはがきだけれども
日本に戻ってからレッスンで話したら
出してから3週間ぐらいで
先生のもとに2枚とも届いたらしい。

 

オールドマーケットの対岸で釣り

さらに話は戻って、郵便局から出たあと
私たちはまたNilさんのトゥクトゥクに乗り込み、
オールドマーケットのむこうの、先日魚を釣ったとこの
対岸までいった。

そして今日も釣り糸を垂れてみたけれど、
このポイントは藻が多くて
すぐに針がひっかかってしまう。

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たろさんが竿をあげるときに
「野菜ばっかりとれる」
とぼやいていたのがおもしろかった。

すぐ近くで地元のひとが2人釣りしていたから
まったく釣れない場所ではない
と思うんだけどね。

地元の釣り人

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蓮が美しい。f:id:nasb:20200518194314j:plain

しかし釣れるのは野菜ばっかりなので、
もうちょっと下流に下ってみようかって
PassAppで車を呼んだら、応答した車の現在位置が表示されたんだけど
なんか道じゃなくて住宅地みたいな、変なところから出発してきた。

いま出勤だったのだろうかと思ってまっていると
車がやってきた。

運転手は男性なんだけど、なんと小さい子供をのせている。
2歳か3歳ぐらいかな?名前はなに?年はいくつ?とかきいたけど
返事はしてくれないし目もあわせてくれない。
人見知りする年頃かな。

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とりあえず川を下っていって適当なポイントで降りたいのだけど
それを伝える方法がないので、
地図上の市場に適当に目的地を定めて
そこへ向かって出発してもらった。

川をしばらくくだっていくけど
浮草で川面が見えない。

走っていくあいだに、下調べしていたLUON SUONという
レストランの横を通った。地元民しかいかないという
チュナンダイの店だけど、ちょっとおじいちゃん連れては
来れないぐらい遠かった。

さらにちょい先の橋わたったところで、川面がみえている場所があったので
ここで降りますといったら運転手さんが
「ここで~?」という、世にも怪訝そうな顔をした。

「釣りをしにきたの」というつもりで
竿を振るしぐさをしたら、
なるほどって顔に変わった。

私たちがおりると運転手さんが坊やに「バイバイだよ」というふうに促し、
坊やは、やっとにっこりしてバイバイしてくれた。
カンボジアの子供は本当に輝いているな。

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さて、そこで釣り糸をたれたけれども、
いつもと同様、なにもとれない。

対岸に土嚢から落ちる小さな滝と
その上に淵のようなものがあるので
移動してそこで釣ってみたが、やはりなにも釣れない。
魚影ひとつ見えない。

でもほんの少し上流で
地元のひとも釣ってるのよね~。

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ちょっと釣ってみたけど反応はない。

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これはgoogleが勝手にくっつけて送ってくれた3枚の写真ね

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もうだいぶ暑い。
すぐそこに店があって
水を置いてるようだったので
ペプシないか聞いたけど、なかった。

店っていうかもう限りなくボロい。
草地がゴミだらけなのが残念だけど
すぐ目の前の道は未舗装で
建ってる店もあばらや。
好きだわ~・・・

でもこんなところでもネットが通じて
すぐタクシー呼べるんだから不思議ね。

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釣りのほうはというと、手応えがないし、
針を投げるとちょうど水草の上に落ちてしまうので
対岸にわたってみることにした。

 

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わたった対岸には、川岸にちょっとした足場のようなものが
組んであるんだけど
どう見てもあぶなそうな、適当な感じのつくりだった。

まさかそこに乗るつもりだとは思っていなかったのに
たろさんもパパさんも遠慮なくそこにのって
釣りをしようとする。やめて~!!

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しばらくやっていたけど、土嚢のビニール袋が
針先にかかりやすい素材で、何度も針がひっかかってしまった。

パパさんが困っていたら、さきほどの上流で釣っていたひとがきて
土嚢の上を歩いてわたりながらすいっとひっかけた針をとってくれた。
そういうときカンボジアのひとは
ことさらにニコニコしたり、アピールしたりしないのよね。
ほんとさりげなく親切なのよね。