アンコールワットに行ってきました

夏休みに三世代で、カンボジア+タイを旅行した記録

DAY17[3] カオサン付近で適当に入った昼食

アタリをひいたレストラン

私たちは、外に写真つきのメニューが
ずらっとならんだ食堂に目をつけた。
店内の席もあるんだけど、店の外にはちょっと落ち着く感じの
木のテーブルがあったので、そこに座った。

 


旅行者の多い界隈なので、壁のメニューには英語があって
それぞれのメニューに豚や鶏やエビのイラストがあって
指さし注文もできるようになっており、
どの具を入れればいくらになるかがわかりやすく書いてあった。

パパさんはガパオムーカイダオ(豚肉のガパオ炒め、目玉焼きつき)、
私はパッシーユー(黒いタイ醤油で味付けした太い米麺炒め)
たろさんは下痢をしたばかりだけど、タイでまだ
トムヤムクンを食べていないといってトムヤムクンをたのんだ。

ほどなくして料理がはこばれてきた。

パッシーユー

ガパオムーカイダーオ

トムヤムクンはフクロダケのかわりにしめじが入ってて
若干なんちゃってトムヤムっぽかったけど
たろさんはおいしく食べられたようだった。


カオサン周辺は今でも安いゲストハウスが多く(多分)
旅行者相手の店だろうからと、パッシーユーもガパオも
そんなに期待していなかったけど
そこらのフードコートとかに比べたら全然おいしかった。
そしてよく見たら店内にはタイ人のお客さんもいっぱい入っていた。

けろりは帰りにセブンイレブンピザトーストを買うといいはって
何もたのまなかったが、パパさんのガパオが口にあったようで
わりと辛いのにお肉をぱくぱく食べ、パッシーユーも少し食べて
そこそこおなかいっぱい食べたようだ。

 

お店の軒下にはトイレ5バーツと書いてあったので
たろさんとけろりに5バーツもたせてトイレに行かせたけど
5バーツかかるのは、トイレだけ借りるひとの場合で、
お店で食事したお客さんにはお金をとらないようだった。

 

お店は、民主記念塔通り沿いの郵便局のカドを入ったところで
ソイの右側にあります。

 

トイレはどこに!?

そのあと大通りに出てタクシーをつかまえ、
サトーンソイ1までといって乗りこんだが、
ホアランポーン駅そばの運河沿いを走っているときに
けろりがまたトイレに行きたくなって、サトーンまでもたないという。
さっきスプライトをひとりでかなりの量飲んでいたからだろう。

運転手は渋滞で車がとまっているあいだ
退屈そうに手のひらの皮をむいていたが、
私が「娘がトイレに行きたいんですけど
このへんにトイレありませんか」ときいたら
即答で「ないよ」といい、
探してくれる様子も心配してくれる様子もなかった。

この場所なら、少し先に老舗の中級旅社の
クルンカセムホテルがあるはずなので
そこでおりて借りようかと思ったが、
パパさんが、ホアランポーン駅ならトイレあるでしょと言った。
あっ、たしかにね!
(そこに気づいてますます「なにこの運転手」と思った)

その時点ですぐ脇が橋だったので、お金を払ってとびおりた。
(渋滞で車は止まっていたから降りやすかった。)
メーターは55バーツで、チップなしでキッチリ払った。

橋をわたり、積み荷の出口から入っていった。
ホームにバイクが停まってるのもおもしろいんだけど、

運河沿いのこのホームには床屋さんがいっぱいいて

お客さんの髪を切っているのよね

反対側からみるとこう(ちなみにあとから撮った写真)。
いくらで切ってくれるのかしらね


とかのんびり見ているヒマはそのときはなくて
チケットカウンターのむこうまで爆走していってトイレにとびこんだ。
けろりは漏れそうで死ぬかと思ったらしい。
トイレの使用料は3バーツだった。

 

ついでにちょっと駅を観光。

子供たちは以前ここからスリン行きの電車に乗ったことがあるけど
パパさんはホアランポーン駅は初めてなので記念写真。

線路上を歩くのもOK。

駅のタクシー乗り場は行列

トイレを済ませて駅のタクシー乗り場に行ったら
15mぐらいの行列だった。


ちょっとそのへんの道まで歩いていってタクシーを探したほうがいい、と
たろさんとけろりが言ったけれど
このへんで歩いてタクシーがつかまるかわからなかったので
ならびつづけた。

ここでも
「タクシー?」「ドコイキマスカ?」「トゥクトゥク?」
などと聞いてくる運転手がいたけど
「ガッバーンカー」(家に帰るんです)って言ったら
すぐほかのお客のところに散っていった。
このセリフ、タクシーの観光の押し売りを断るのに一番効果あるね。


結局タクシー乗り場で15分か20分待っただろうか。

待っているあいだにけろりがもう一度
トイレに行きたいといって、トイレ代3バーツ渡したら
ひとりでトイレに走っていったが、
心配なのでパパさんに追いかけていってもらった。

けろりなんて小さいからまだ袋に入れてさらっていけるし
(日本でもトイレからカバンに入れてさらわれた子がいたよね)
色が黒いからタイ人にまぎれたら一生見つからないだろう。

幸いあと2組というところで二人は戻ってきたので、
やっとタクシーに乗って帰った。

やはりここでタクシーを待ってよかった。
たろさんとけろりが言ったように、歩いていって
タクシーをつかまえていたら
たぶんまたホテルに着く前に、けろりはトイレに行きたく
なっていたことだろう。